“ふるさとのプロ野球チーム”の新たなる挑戦!新潟アルビレックスBCがNPBイースタン・リーグに参加内定!

見出し画像

新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(以下アルビBC)が来年よりNPB(日本野球機構)イースタン・リーグの公式戦に参加することが内定しました。いくつかのハードルをクリアーすることが必要ですが、11月のNPBオーナー会議にて正式に決定される見込みです。イースタン・リーグへの参加により、年間試合数も今年の63試合から来年は約140試合へと倍増します。来年に向けて資金や試合会場、練習会場の確保、選手やスタッフの拡充など準備しなければいけない事はたくさんあると思いますが、新たなステージでの活躍を期待しています。

画像

“ふるさとのプロ野球”による地方創生

アルビBCは2006年に設立され、2007年に始まった国内二番目のプロ野球独立リーグであるルートインBCリーグ(発足当初の名称は「北信越ベースボール・チャレンジ・リーグ」。2007年11月より「BCリーグ」に改称され、2014年より現在の名称となる。)に加盟する球団としてスタートしました。これまでの16シーズンで地区優勝4回、リーグ優勝2回を果たし、2012年には独立リーグ日本一に輝いています。また経営面では、2012年から連続して黒字経営を続けてきている球団でもあります。

球団の理念に「“ふるさとのプロ野球”による地方創生」を掲げ、野球が持つあらゆる可能性をひたむきに追求し、魅力あるプロ野球チームの継続的な運営を通じて、新潟県の地域活性化と新潟県への地域貢献を実現し、地方創生に寄与することを目指しています。

画像

新潟県全体を「本拠地」と捉え、ホームゲームは新潟県内各地(2023年は11市町村12球場)で開催し、地元新潟で挑戦できる環境整備に取り組み、新潟出身の選手が多く在籍し、これまでの16年間で10名の選手をNPBに送り出しています。また、地域の子どもたちに質の高い野球指導を提供できるよう野球塾や野球教室を通年で開催したり、子どもたちに野球を親しんでもらえるよう2019年春から新潟県内全30市町村の小学2年生全員(2023年は約16,500人)にベースボールキャップをプレゼントする「ドリームキャッププロジェクト」を行ったりしています。その他にもAED普及活動や法務局と連携した人権啓発活動、折れたバットをお箸にする「かっとばし!!」など様々な社会貢献活動を行っています。さらに、「復興支援ゲーム」や各種募金等による寄付活動や、東日本大震災の被災地の子どもたちの交流活動「石巻・南三陸ベースボールキャラバン」など復興支援の活動も行っています。
このように様々な活動を通じてアルビBCは地域活性化と地域における野球文化の醸成に取り組んできました。

画像

新たな挑戦が始まる!

11月のNPBオーナー会議でのNPBイースタン・リーグ参加の正式決定、そして次シーズンの参加に向けて課題はもちろんあります。協力・支援していただけるスポンサーの募集・拡充など経営面の拡充や、試合数増加に伴う試合会場の確保、さらには140試合を戦い抜くための選手とスタッフの増強が必要です。室内練習場や選手寮の整備なども必要になります。先日行われた記者会見でアルビBCの池田拓史社長は、全力で準備を進めていくとの決意を語っていました。

これらの課題を乗り越えアルビBCがNPBに参加することで、NPBイースタン・リーグのよりレベルの高い選手の試合を新潟で観戦できるようになり、地域の野球文化の醸成にも繋がると思います。新潟は野球熱が盛り上がっている地域でもあると思います。高校野球の男子では、2009年夏の甲子園では日本文理高校が準優勝、2010年夏には新潟明訓高校がベスト8、2014年夏は日本文理高校がベスト4に入りました。女子では、2022年の全国高等学校女子硬式野球選手権大会でNSGグループの開志学園高校が準優勝しました。また一般でも野球愛好家の方が多く、例年5月中旬から7月中旬に開催される「新潟市早起き野球大会」は日本一の参加チーム数を誇る早起き野球大会だそうです。

NSGグループは、スポーツを通じた地域活性化に取り組んでいます。アルビBC「“ふるさとのプロ野球”による地方創生」という理念に賛同し、新潟を明るく、元気溢れるまちに、そして未来ある子どもたちが夢を持って健やかに育つまちにできるよう、スポンサー企業や地域の皆様とともにアルビBCを応援していきたいと思います。
頑張れ 新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ!      〆

アルビレックス新潟BCホームページ

NSGグループホームページ