事業創造大学院大学修了生の挑戦【コラム176】

NSGグループの事業創造大学院大学を今年3月に修了してMBAを取得し、その後、NSGグループのサポートの下で起業準備を進めていた中国人の李京坤さんが、「株式会社FIGHT」という会社を設立しました。
㈱FIGHTは、新潟市に本社を置き、医療ツーリズムや介護人材の留学支援、技能実習生の紹介など中国と日本の間を取り持つ事業でスタートしました。将来的には中国で日本式の福祉サービス施設を展開したいという目標があるそうです。今回医療福祉関連の事業を立ち上げたのは、その目標の実現に向けての第一歩だそうです。

事業創造大学院大学は世界的な視野を持った起業家や実業家の育成を目指すビジネススクールで、企業で働く社会人と、アジアやヨーロッパなど世界14カ国38大学の交流提携を結んだ大学から受け入れた留学生が学ぶ国際色豊かな大学院です。この大学院は、修士論文ではなく「事業計画書」を作成することが大きな特徴です。そして成功の可能性が高く、ユニークで社会的にも意義のある事業は、ベンチャーキャピタル経験教員などがチームでサポートし、起業を目指すことができる体制を整えています。
また同大学院の新潟地域活性化研究所では、起業意欲が旺盛で、且つ魅力的なビジネスモデルを検討している方を対象にアントレデザイン塾を開講しています。李さんは、その活動にも積極的に参加し、教員と企業訪問をしたり、企業研究を行ったり、優れた事業計画の構築とその実現を目指して熱心に取り組んで院生時代を過ごしました。

李さんは新潟にきてこの春で10年を迎えたそうで、新潟が第2の故郷という思いがあり、自分を育ててくれた新潟の地域活性化に貢献して、恩返しがしたいと言ってくれているそうです。

事業創造大学院大学を始め、NSGグループの学校には1000人近くの留学生が学んでいますが、新潟で学んだ留学生が事業を立ち上げ、日本と母国との懸け橋となることで、両国の交流が活性化すると思います。李さんの事業の成長を期待すると共に、次々と挑戦する方が出てくることを願っています。私も応援したいと思います。           〆