特例子会社「㈱NSGソシアルサポート」を設立【コラム180】

私が代表を務めるNSGグループは、障がいのある方の雇用を促進する目的で、株式会社NSGソシアルサポートを2月に設立しました。この会社は特例子会社制度の認定を受けるべく厚生労働省に申請しています。

通常、障がい者の雇用義務は個々の法人ごとにありますが、障がい者の雇用に特別の配慮をした子会社を設立し、一定の要件を満たしていると認められることにより、その子会社に雇用されている方を親会社に雇用されているものとみなすことができます。この会社の場合は㈱NSGホールディングスとその関連会社を交える特例を利用します。

これまで各社ごとに障がい者雇用に取り組んでおりましたが、各社ごとで障がいのある方を多数雇用する場合には、障がいのある方が働く上での環境整備や適した業務の有無、ノウハウの蓄積などの課題もありました。㈱NSGソシアルサポートは、生活相談員を兼ねる健常者を業務リーダーとして障がいのある社員とチームを組んで業務にあたり、社会福祉士やジョブコーチなどの専門性をもった社員が支援する体制を整えます。そうした障がいのある社員への手厚いバックアップ体制を整えることで、障がい特性をより活かせる業務を中心に、不安なく生き生きと働く職場にすることができればそれが何より一番だと思います。

㈱NSGソシアルサポートを起業し、代表を務めるのは樋口督水さんです。NSGグループの(福)愛宕福祉会は障がいのある方の就労支援事業にも積極的に取り組んでおりますが、彼女は就労移行事業所や就労継続支援B型デイアクティビティセンター、新潟市からの委託事業の新潟市障がい者就業支援センターなどの立ち上げや責任者を務めてきた、この分野の経験豊富な方です。これまでの障がい者の就労支援経験を通して「障がい者は決してできない人ではなく、環境を整えることで力を発揮できる。」と感じ、「障がい者社員中心の会社を起業して、この分野でもっと貢献したい。」という強い思いを持った方です。

 

清掃業務や事務などの学校や企業のサポートをはじめ、障がい学生の就労移行支援等福祉事業、障がい者スポーツや就労などの体験の提供、多様性を認め合い一体となって働くことの理解を深めるインクルージョン教育などの事業に取り組んでいく予定です。グループ外からの業務受託ももちろん可能です。

㈱NSGソシアルサポートの創業を機に、障がいのある方も健常者も働きやすい環境を作り出すことで、NSGグループ内はもちろん地域全体で、誰もが活躍できる社会づくりに取り組んでまいりたいと思います。            〆