今回は、クラウドファンディング(CF)の事例を2点紹介します。
どんどん広がっているCFは、事業創造にも用いられるようになってきています。
さて、どこでどんな事業が立ち上がり、どんな理由でお金が集まっているのか、皆さんも一緒に考えてみてください。
事例から学べることもたくさんあると思いますよ!
分野/プロダクト(ファッション)
募集者所在地/岡山
支援金額/4,096,000円 (第一目標 100,000円 第二目標 500,000円)
支援者数/1,087人
募集ページ/https://readyfor.jp/projects/59343
国産デニムといえば、確かに岡山県だなと思われる方が多いとは思いますが、ただし、どのくらいの層に認知をされているのでしょうか?CFの利用はその認知を拡大する効果もありそうです。
国産ということもあり、デザインも大切ではありますが、伝統を守りたい、地域を盛り上げたいという気持ちにとても共感がわきます。支援者数がそれを物語っているのではないでしょうか。
どこに問題提起するのかがとても大切ですね。
分野/プロダクト(食品)
募集者所在地/東京
支援金額/2,749,000円 (目標 1,000,000円)
支援者数/275人
募集ページ/https://camp-fire.jp/projects/view/398665?list=projects_popular_page14
市場でもだいぶ認知されてきた「ヴィーガン」という言葉。
そして、多くの方が普通に食べているアイスクリームを、食べられないひとがいることに気づいたとき、アイスクリームを食べたときの感動を分かち合いたいという気持ちを持つひとも多いのではないでしょうか。
商品名や材料にもスポットを当てて、こだわりを伝えている点も強みとなっています。高額出資者もいるのは、その成果のようにも思えます。
考え方だけが多様化するのではなく、そこに伴って、多くのプロダクトも多様化されていくのでしょう。
CFの特徴は、共感性の呼び込みです。
プロジェクトの発起人の方の熱意が伝わるかが成功に向けての大きな要因になるはずです。
今回紹介した案件は、メルマガ掲載時にはまだ募集中の案件でしたが、終わってみるとこんなにも支援金が集まっていたのかと驚きました。
みなさんも支援者の立場になったとき、どんなプロジェクトに支援金を出したいですか?
まだ、CF関連のサイトを覗いたことがない方は今回を機会に、ぜひいろいろと見てみてください。
NSGグループ
事業企画本部