ソーシャルグッドの視点を持ったクラウドファンディングの事例を2点。
全く違う内容でありながら、教育という点で共通点が見られそうな内容です。
分野/まちづくり・教育
募集者所在地/香川県
支援金額/13,349,000円 (目標 5,000,000円/NEXT 10,000,000円)
支援者数/831人
募集ページ/ https://readyfor.jp/projects/stm
おもちゃ美術館。みなさんは聞いたことがありましたか?
この美術館が注目する木工玩具のあたたかみは、エイジレスに受け入れられるものだと思います。
子育てに悩む親御さんは多く、「地域で子どもを育てる」や「子どもは社会の宝」という言葉が薄れているようにも感じられる昨今。
この美術館は、木工玩具でヒトとヒトをつなぐ、そして、地域文化を再確認する目的で設立されます。
「木育」が広がり始めていることからも、昔から残っている文化価値を現代に昇華させ、新しい価値を与えられるような事業です。
だからこそ、「使う側」だけでなく、「作る側」「教える側」も含めて、多くの世代で受け入れられるのでしょう。
そういう事業が応援されると思いませんか?
分野/起業・ビジネス
募集者所在地/日本
支援金額/2,266,271円 (目標 1,000,000円)
支援者数/357人
募集ページ/ https://camp-fire.jp/projects/view/467809?list=business_density_page2
女性の社会進出は進んでいますが、日本のジェンダー意識は世界の国々に比べて薄いと言われています。
つい先日も連合会長に芳野友子氏が初の女性会長に就任して話題となりました。
女性がトップにつくことの大変さや障壁の高さはそこからもうかがえます。
経営者となれば、多くの不安や悩みを抱えているはずで、コミュニティも多くはないでしょう。
特に女性という立場で、家庭もあれば、妻として、母としてという目もむけられます。
そんな女性起業家同士をつなげるなど、アドバイスを専門に活動する。
これも面白いターゲッティングの事業ではないでしょうか。
しかも、このプロジェクトの返礼自体も、その女性起業家たちのサービスを受けられるというものです。
ビジネスにおいて「認知」というのはとても重要であることを述べてきましたが、こんな方法もあるのだと勉強になります。
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