今回はDMについてお話してみようと思います。
DMと聞くと「ダイレクトメール」がすぐに頭に浮かびますよね。
ここでのDMは「Direct Marketing」の略です。
前回のブログの内容からつながる話題にもなります。
ダイレクトマーケティングは「D2C」とも関りが強いものです。
企業が直接的に顧客とコミュニケーションをとりながら購入を働きかける手法で、これは昔からある手法です。
先ほど、皆さんの頭に浮かんだ「ダイレクトメール」もその1つです。
他には、「訪問販売」や「テレマーケティング」もそうですね。
特にこの3つに共通することは、基本的に企業側のアプローチが主体であるという点です。
だからこそ、質より量の戦略のように語られていました。
しかし、今の時代、インターネット販売が主流になりました。
企業がECサイトを活用し、多くの方から商品の認知を獲得する。
農業生産者が直接顧客に販売することも難しくなくなったわけです。
ECサイトにどのように流入させるかがカギで、そこにSNSの活用があります。
こちらは、顧客側からのアプローチも重要な要因になります。
先回のCMRの活用になるわけですね。
顧客が多くの商品を比較して、購入や共有を行っていく。
そこにレコメンドの機能などによって、商品の紹介も増やし、購入頻度を上げてもらう。
多くの戦略がからんでいきそうです。
どちらにしても、顧客情報を集めることが重要になります。
どこのどんな人が、どのぐらいの頻度でどの商品を買っているのか。
それにより、企業側は主導権をもってアプローチをかけることができます。
顧客心理を突いてタイムリーにアプローチすることで購買行動に移す率をあげる。
時間がかかりながらも、効果が出やすいマーケティングです。
顧客を個々に見ていくので、ワントゥワンマーケティングにもつながります。
エンゲージメントを高め、顧客離脱を起こりづらくするためにも考えていくべき手法ですね!
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