早いもので、2022年もひと月終わろうとしています。
新潟市内にも雪が多く積もり、新潟らしい冬になってきました。
前まで教育業界にいましたので、
大雪と入試が重なるイメージがありましたが、今年はそんな様子もなく、安心しました。
受験生にとっても足もとが明るい状況?と言えたら良いのですが・・・
さて、ここで少し、先日の大学入試の共通テストについてお話したいと思います。
ニュース等では多くの科目で難化したと言われています。
入試制度の変更は、学力の考え方が変わった影響も強くあります。
特に学力の3要素の中に、
「思考力・判断力・表現力」
ということばが入るようになりました。
今回も数学にキャンプ場に関わる会話の問題や英語では料理本やブログなどの身近な内容で問われています。
そして、さまざまな資料を結びつけて考え、答えを導かなければなりません。
以前のセンター試験のような知識偏重型ではないことがよくわかります。
つまり、これまでとは違う学力要素を持って社会に出てくる人たちが出てくるということです。
分析が上手であったり、プレゼンが上手であったりするのかもしれません。
まだ始まったばかりですので、どうなるかはわかりませんが・・・
会社の先輩がよく使う「私のときは・・・」で始まる話は、単なるお笑いぐさになりそうです。
先に社会に出ている側が、自ら変化に対応しようとしない限り、溝は埋まっていくはずありません。
よく今と昔で人種が違うという話題もでてきます。
現代の若者は「デジタルネイティブ」とも呼ばれています。
生まれたときからインターネットの社会とつながり、デジタルデバイスを使って生活しています。
これからも加速度的に進むデジタル化に対応できる若者の能力を先人たちが邪魔をしてはなりません。
社会人の「学び直し」が叫ばれていますが、早急に対応した方が良さそうですね・・・
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