- ニュース&トピックス
「ここだと決めたら、Iターンに抵抗はなかった」 医療・福祉を軸に得た経験を活かし、病院経営へ
新潟脳外科病院の事務長に就任
「力を最大限発揮できる現場づくりを」
37歳の時に医療法人 泰庸会 新潟脳外科病院の事務長に就任し、現在4年目。病院の経営管理を任せてもらっています。「脳神経外科のスペシャリストが集まる現場で、自分に何ができるか」ということを考えた時に、働いている人が力を発揮できる場・誇れる職場をつくる‟調整役”になれたらと思いました。もちろん受け身の姿勢ではなく、課題を皆さんに発信し、それぞれの意見を尊重して解決に向かっていこうと努めています。
来年には本館の隣に、県内初のサイバーナイフを導入する予定です。サイバーナイフは放射線治療装置の一種で、定位放射線治療に特化した医療機器です。こうした質の高い治療法を患者さまに提案できることも「働いている人が誇れる職場づくり」に繋がると思います。これからも良いものは取り入れ、積み重ねていくことで環境を整えていきたいです。
介護の現場で学んだこと、本部で得た経験、全てが今に繋がっているので、それをアウトプットしつつ、共に働くスペシャリストたちと前へと進んでいきます。
四季折々の楽しみ方で
休日は家族とアクティブに
新潟というと田舎…と思っていたのですが、小学3年生の息子と過ごす休日の中で見えてくる魅力がたくさんありました。地元の千葉と比べると四季がはっきりしていて、それに合わせてレジャーを楽しんでいますね。特に花火はよく見に行くのですが、長岡花火は大きな感動を味わいました。あとは息子がサッカーを習っているので、練習を見に行ったり、一緒にアルビレックス新潟の試合観戦に行ったりもします。
県外の友人が出張で新潟に来た際には、「食」が喜ばれますね。夏は枝豆、冬は寒ブリ、最高のもてなしですよね(笑)
私は千葉出身ですが、地元へのアクセスもとても便利です。お盆は実家に帰って、家族皆でゆっくりと過ごせたらと思います。
山下宣行(やました・のりゆき)
1977年千葉県出身/41歳
信州大学経済学部卒。在学時に参加したボランティア合宿での体験を機に、福祉分野に携わる仕事に興味を持つ。2000年NSGグループ新卒入社。入社後は介護老人保健施設での現場・運営、その後、病院事務、本部での企画・運営などさまざまなキャリアを経て、2015年に新潟脳外科病院の事務長として病院の経営管理を担当。より良い病院づくりのため、そして働く人が誇れる病院づくりをモットーに病院運営を行っている。2019年には県内初のサイバーナイフを導入予定。
医療法人 泰庸会 新潟脳外科病院
新潟市西区山田3057番地
電話:025-231-5111(代表)
ホームページ:http://niigata-nogeka.or.jp/