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「自炊塾」が新潟食料農業大学で始動、食育実践に新たな一歩。

2024.04.11 Thu
NSGグループの新潟食料農業大学は、食育の推進に向け2024年4月から実践的な食育プログラム「自炊塾」(担当教員:比良松道一 教授)を開講いたします。

自炊塾は、2001年に香川県で当時の小学校長がスタートさせた食育実践「子どもが作る弁当の日」を参考に、比良松教授が前任校である九州大学の選択科目の一つとして、2013年に開講した少人数セミナー形式の実践型食育講義です。自炊塾では半期の授業期間中に座学だけでなく、70回以上の自炊(記録を受講者メンバーグループSNSへ投稿・共有)、課外授業への参加(料理研究家や飲食店経営者による調理実演会)、受講生による週1回の1品持ち寄り昼食会 などが課されます。

■開講日程:4/18~7/19までの大学休校日を除く毎週金曜日(実演形式 計13回)

■開講時間:1時限 9:10~10:40(90分) ※「一品持ち寄り昼食会」は12:20~13:10(50分)

■講義内容例:・「”だし”とは?」 だし、旨味、栄養、循環(実験)、文化伝承、一汁○菜(実演)

・「どんな調味料を選べば良いのか?」 調味料の基礎(実験、実演)

・「私たちはどれくらい菌に依存しているのか?」糀菌、乳酸菌、発酵食品、味噌(演習)

・「なぜ、自炊が長続きしないのか?」 レシピ、形式知、〇〇知の習得(演習)

・「いつ起こるかわからない災害に対してどんな準備をするべきか?」

防災、リスクマネジメント、サバイバル飯(演習) 等

■新潟食料農業大学 比良松道一 教授

1965年、福岡市生まれ。九州大学大学院農学研究科修士課程修了後、福岡県農業総合試験場、同大学農学部などで作物の品種改良や来歴を解き明かす研究に従事。2023年4月より、食のジェネラリスト育成を目指す本学アグリコース教授に就任。

<新潟食料農業大学> https://nafu.ac.jp/

日本および世界の食料産業には、生産、加工、流通、販売までの切れ目ない繋がり「フードチェーン」全体を理解し、各段階の専門知識・技術を併せ持つ人材が必要不可欠です。そこで本学では「フードチェーン」を一体的に学ぶ共通課程とそれぞれの専門性を高めるコース課程(アグリ、フード、ビジネス)の2つの課程を連動させ、高度な専門知識・技術と「食」「農」「ビジネス」に関する総合知識・技術を兼ね備えた食料産業界の”ジェネラリスト”を育成しています。

 

◇食料産業学部食料産業学科

【学部の特徴】

1年次はフードチェーン全体を見渡し、じっくりと自分の進路や専攻を考えられるカリキュラムを設置しています。2年次からはアグリ・フード・ビジネスいずれかの専門コースに進み、より高度な知識と技術を身に付けます。

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