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【古町糀製造所】まるでお米だけで作ったヨーグルト!? 新潟県の伝統漬物に由来する乳酸菌を使ったヨーグルト風飲料 「お米ののむヨーグルト」販売開始について ~新潟県 食品・流通課「雪国の発酵食文化発信事業」の取り組みから生まれた新商品です~
NSGグループが支援する株式会社古町糀製造所(所在:新潟県新潟市、代表取締役:葉葺正幸)の運営する糀甘酒専門ブランド「古町糀製造所(ふるまちこうじせいぞうしょ)」は、新商品「お米ののむヨーグルト」を2021年7月に販売開始いたします。これは当社が培ったコウジ発酵の技術と、新潟県農業総合研究所 食品研究センターが県内の伝統発酵食から分離した特別な乳酸菌の力を使って、新潟県食品・流通課「雪国の発酵食文化発信事業」の取り組みの中で作られた新しいお米の加工食品です。
【本商品の背景】
乳酸菌ヤマコシ株(学名:Lactiplantibacillus paraplantarum YAMAKOSHI)新潟県特許(出願中)
新潟県農業総合研究所 食品研究センター(所在地:加茂市)が同定した乳酸菌で、新潟県長岡市
山古志地域に伝わる無塩漬物「いぜこみ菜」から見つかったものです。新潟県食品・流通課の雪国の発酵食文化発信事業「新潟の発酵食研究会」において、当該乳酸菌を活用した加工食品の開発を県内各メーカーで議論しながら開発に取り組んでおります。
本商品はこの成果物である乳酸菌ヤマコシ株を使用して作られた糀甘酒乳酸発酵食品です。
「新潟の発酵食研究会」においては他にも数種類の“新潟固有の乳酸菌”が発見されており、これらを用いた新潟らしい食品の開発が取り組まれています。
乳酸菌ヤマコシ株は、粘性を有する点に特異性を持ち、ある条件下ではこの粘性を食品にも付与できることが分かっております。このたび紹介の「お米ののむヨーグルト」は僅かな粘性を生かして夏らしいさらっとした飲み口に仕上げていますが、より特徴的なとろみを持つ食品も別途開発中です。
古くから雪国新潟の食文化に埋もれていた、目に見えない乳酸菌という地域資源を活用した新しい加工食品です。
【商品について】
名称:お米ののむヨーグルト
当社では従来、コウジ発酵の作用によって作られる甘酒を製造・販売しています。ここに乳酸菌ヤマコシ株の作用を加えて完成したのが「お米ののむヨーグルト」です。ミルクフリーで原料はお米だけですが、二種類の菌による発酵の力でまるでヨーグルトや乳酸菌飲料を思わせる味わいに仕上がりました。
商品開発にあたっては、関連法人である株式会社峰村商店(味噌醸造蔵、新潟市)からも技術協力を受けながら共同開発しております。
諸外国を中心に、食を取り囲む環境は大きな転換点を迎えており、徐々にわが国にもアレルギーフリー食品、ヴィーガン食、環境負荷の観点から植物性食品を選ぶなどの潮流が入り始めているように見受けられます。欧米ではアレルギーフリーのライスミルクがアーモンドミルクに次ぐ第4のミルクとして認知されています。
本商品は新潟の米と発酵文化を背景に、美味しく生活に彩りを与えることはもちろん、そういった社会問題への貢献をも目指すものです。
名 称:お米ののむヨーグルト
規 格:720ml PPボトル入り 冷蔵扱い
小売価格:1000円(税別)
発 売 日:ボトルタイプの発売は8月7日(土曜)予定。
先行販売として、古町本店(新潟市中央区古町通二番町533番地)においてはテイクアウトのカップドリンクの形で7月24日(土曜)より提供。
飲 み 方:ストレートでの飲用を想定したレシピです。牛乳や豆乳、果汁ジュースで割ったアレンジも楽しむことができます。
【販売店】
古町糀製造所 古町本店(新潟市中央区古町通二番町533番地)
古町糀製造所 公式オンラインショップ(https://furumachi-kouji.net/)
峰村醸造 直売店(新潟市中央区明石2-3-44)
新潟県内物産店など順次展開予定
※当初、製造数量が安定するまでは直販(古町本店及び公式オンラインショップ)での提供が中心的となります。数量の安定後、8月下旬以降は順次県内の物産展を中心に展開を広げてまいります。
【会社概要】
法人名:株式会社古町糀製造所
所在地:新潟県新潟市中央区古町通二番町533番地
経歴:2009年7月に創業した日本初の糀甘酒の専門ブランドです。各種商品の企画開発・販売を通して糀や発酵、醸造の魅力をお客様に伝えています。
【本件に関するお問い合わせ先】
(素材の提供などもお気軽にご連絡ください。)
株式会社古町糀製造所
取締役ブランドマネージャー 小畑宏樹(おばた ひろき)
TEL:050-3852-0710
MAIL:obata@wakyo-shouten.com