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【国際自然環境アウトドアの専門学校】新潟県スポーツ公園で2年連続となる「都市公園でテント宿泊するキャンプ」を開催!
本イベントは、新潟市内の都市公園で試験的に開催している一泊二日の宿泊型キャンプイベントです。
通常、都市公園ではキャンプでの宿泊を行うことができませんが、昨年より都市公園利用の新たな取り組みの一つとして、新潟県スポーツ公園の指定管理者であるアルビレックス新潟・都市緑花センターグループ様と実施しております。都市公園でのキャンプということで、レジャーの枠組みを超え、「不便さから学ぶ感謝」をコンセプトに、キャンプだからこそ得られる価値(不便益)の提供を目指して本校学生たちと共に企画運営に取り組みました。
本事業では、次の3つの価値を提供することを目標とし、キャンププログラムをデザインしました。①個人の非認知能力の育成と発現を目的とした「自分とつながる」機会の提供、②災害時対応を左右する「自助、共助の経験値」の向上を目的とした「家族とつながる」機会の提供、③都市空間における自然のオアシス・自然への入り口としての公園機能を重視した「自然とつながる」機会の提供。学生たちは、参加家族の「初めてのファミリーCAMP」をサポートしながら、コンセプトである「不便さから学ぶ感謝」をファシリテートしました。
今年度は、キャンプが初めての4つのご家族を対象に、普段はBBQエリアとして利用されている区画を活用して実施しました。事業後、参加者からは「テント組み立て、(焚き火台での)火おこし、バーベキューなど、楽しみにしていた事が思った以上に楽しかったです。ナイトハイクなど非日常感があるプログラムもあり、食べ物も飲み物もいつもより美味しく、大変満足できました!」「子どもの目線の高さから自然を発見する事で、自らの幼少期に見ていた景色や視点を思い出すことが出来た。普段、3人の子どもを同時に相手しているとそこまでじっくりと自然観察も出来ないので、今回のスタッフの対応には感謝の気持ちでいっぱいです」といった声を聞くことができました。
感染症を取り巻く環境も変化した今年度、最も印象的だったのは、家族やスタッフといった所属・役割を超えた「横のつながり」でした。キャンプを通した「他者や公園、そして自然自体を含む新たな共同体(コミュニティ)形成」の可能性を本事業から感じることができました。
アウトドア活動や自然体験を通じて、人間力の回復や地球環境保全につなげるプロフェッショナルを育成し続けている当校では、自然の価値を探求し、その専門性を活かした社会課題の解決に取り組んでいます。企画と運営の実践を通して、学生たちには即戦力としての実践知を、参加者には活動を通した経験価値を、主催のアルビレックス新潟・都市緑花センターグループさまには新たな都市公園利用の可能性を探る仮説検証の機会を提供する三方良しのスキームを目指して運営を行なっております。今後は、自然環境の回復(ネイチャーポジティブ)も視野に入れ、「自然」もステークホルダーに取り込んだ四方良しの実現を社会に提案して参ります。
国際自然環境アウトドア専門学校
法人名: 学校法人国際総合学園
所在地: 新潟県妙高市原通70
学校長: 大瀧則雄
TEL: 0120-537-010