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【姉妹校コラボ授業】「動物×こども」で保育における生き物飼育のあり方を学ぶ
保育園や小学校などで生き物を飼っている場合、正しい飼い方を知らないことで、動物やこどもたちにストレスをかけてしまうことがあります。この問題に対して、今回のコラボ授業で、適切な飼育方法を学ぶことを目的としました。正しい飼育や関わり方を実践することで、こどもたちは動物に対する思いやりを学び、探求心を刺激されるなど、動物との関わりから多くの恩恵を受けることができます。
国際こども・福祉カレッジは、こどもの豊かな感性を育むことができる保育者養成を目指しており、国際ペットワールド専門学校は「動物介在教育」を通じてこどもたちへの情操教育を行うことを目指しています。両校の思いが一致し、今回のコラボ授業が実現しました。
今回のコラボ授業では、動物の福祉に焦点を当て、施設内での飼育に関する学習が行われました。まずは座学から始まり、保育現場や小学校で一般的に飼育されるうさぎ、モルモット、メダカ、犬などの生き物について、飼育環境の構築方法や観察の仕方、触れ合いの方法などを学びました。
<イベント概要>
●日時:2023年6月20日(火)
●会場:国際ペットワールド専門学校
●内容:動物×こどもで保育における生き物飼育のあり方を学ぶ
当校教員で理科指導法担当の小柳津渉さんは「今までは座学が中心で動画教材を使った間接体験がほとんどだったが、動物のプロの指導で本物の生き物相手に触れ合えたことで学習理解が深まる」と期待している。
参加した学生は「こどもたちも動物たちもお互いがポジティブな影響を受けるためには、動物たちの健康状態を把握し、動物の心身が安定するように飼育環境やリスク管理をしていくことが大切。将来、保育園や小学校に就職して動物を飼っていたら、今日の学びを思い出して活かしていきたい」と深く考えることができました。
このコラボ授業を通じて、こどもたちの保育における正しい生き物飼育への理解が深まり、動物との共生の促進につながると考えます。
学校法人国際総合学園 国際こども・福祉カレッジ
学校長:羽田春喜
所在地:新潟県新潟市中央区花園1-1-12