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【開志専門職大学】事業創造学部の学生×株式会社マグネット 共同プロジェクト始動!ものづくりの町で、工場の廃材から新素材を開発する「DIGLOTs」
NSGグループ学校法人 新潟総合学院 開志専門職大学(以下「本学」、新潟県新潟市、理事長:池田 祥護、学長:北畑隆生)では、本学事業創造学部の学生8名と、株式会社マグネット(以下「マグネット」、新潟県燕市、代表取締役:武田修美)による共同プロジェクト「DIGLOTs」を始動することを2021年7月20日(火)に発表しました。ものづくりの町・新潟県燕市で、工場から出る廃材に新たな価値を見出し、独自の製造ルートを確立。廃材を活用した新素材の開発を行います。
■開発経緯―企業内実習から生まれた、ものづくりプロジェクト
本学事業創造学部では、2年次前期に約3カ月にわたる企業内実習科目「新規商品開発・販売実習Ⅰ」を実施。2年生62名が、県内企業を中心とした9社からそれぞれ商品開発と販売について学び、得られた知識と学生ならではの感性を実習先企業の商品やサービスに生かす取り組みを行ってきました。「DIGLOTs」は、本実習をきっかけに、受け入れ先企業であるマグネットと学生8名が発足した共同プロジェクトで、2021年7月20日(火)に行われた実習成果報告会の場で発表されました。
▲実習成果報告会で行われたプレゼンテーションの様子
学生は実習において燕三条地域を研究する中で、今もなお3,000以上の工場がある一大産業地帯の背景に、多くの企業にとって、加工工程で生まれる廃材の利活用が課題となっていることを知りました。そこでマグネットと協力し「DIGLOTs」というチームを結成。多くの(LOTs)価値を掘り起こし(DIG)、「廃棄された材料」ではない、廃材の新たな価値を再定義することを目指し、「廃材で美しい世界を創出する」をテーマに、本プロジェクトを始動しました。
▲企業内実習にて、燕三条地域研究の様子
■DIGLOTsが目指す事業モデル―廃材の新流通経路の確立と新素材「NEW+one」の開発
▲製品ロゴマークと製品イメージ、企画会議の様子
本プロジェクトの目標は「廃材の新たな流通経路の確立」と「新素材の開発」。
流通経路については、工場から引き取った廃材を材料として加工メーカーへ提供、市場に出すといった、従来の材料製造とは異なるルートを確立。これまで廃棄されていた合金をはじめとする金属も回収でき、工場からは今まで以上に高付加価値での廃材買い取りを行います。新素材の名称は「NEW+one(ニュートン)」。各工場、リサイクル業者から集めた廃材を用いてすべての金属をプレスした後、切削を行うことで、1枚の板素材(NEW+one)を作り出します。さまざまな金属を使用することで、今までになかった色味を出すことが可能になります。
廃材を生まれ変わらせ、再活用することで、循環的で持続性があり、人間にとっても世界にとっても良い影響を与えられるような事業モデルを目指します。
▲「DIGLOTs」イメージボード撮影の様子
▲実習成果報告会終了後に撮影した集合写真
◀「DIGLOTs」公式Instagram @DIGLOTS_OFFICIAL
https://www.instagram.com/diglots_official/
今後の「DIGLOTs」の活動は、開志専門職大学のHP、SNSやDIGLOTs公式Instagramでもご紹介していきます。
<協力企業各社様へ>
現在、本事業を活用したい行政関係者様、支援したい企業様・投資家様を募集しています。
詳細をご希望の方は、本学担当者までお問い合わせください。
■開志専門職大学について
2020年4月、新潟市に開学。在学中600時間(約5カ月)以上の長期企業内実習をはじめとする教育で、成長分野の高度人材を育成する総合専門職大学です。実践的なカリキュラムを通じてビジネスの現場で必要な知識と応用力を身に付け、変化する社会で活躍できるプロフェッショナルを育成します。
設置学部:事業創造学部、情報学部、アニメ・マンガ学部(2021年4月開設)
<開志専門職大学 公式HP>
https://kaishi-pu.ac.jp/
<メディア掲載・取材など、本リリースに関するお問い合わせは>
学校法人 新潟総合学院 開志専門職大学
事業創造学部 社会連携推進課 遠田 孝之
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