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【開志専門職大学・情報学部】XRを用いた教育系スタートアップ企業「フィール・フィジックス」の植田代表による「XR×探求学習」未来型人材育成講座が行われました!
本講座は、ICT技術が発達していく中、情報学部の学生として社会的なニーズや需要など市場の方向性を知り、自らの学びにつなげていくための探究を目的とし、次の5つのフェーズで行われました。
1 講義「XRで教育を変える」
XRを用いた物理教育のメリットを中心に講義が行われました。
2 探究学習「XRを用いてどんなことをしたいか」
講義によりXRの持つ可能性を学んだ後、XRを「どのように使うか」という創造的な発想を身につけるため、学生自らによるXR利用の初期提案を行いました。
3 XR体験
MRゴーグル(Microsoft HoloLens 2)を用いて学生全員が、手を用いて部屋の空間に花を咲かせたり、浮かぶ球状の物体を触ってその変化を観察したり、また空間に自由に絵を描く体験をしました。現実とデジタルが融合するXRの世界の体験をもとにグループでXRをどう使うかの意見交換をしました。
4 講義「XRを取り巻く環境と未来」
体験の成果を知識として定着させるためにXRの課題についての講義が行われました。開発者の不足や、指導スキルを持った人材の育成、費用面の課題、また年配の方々のデジタルに対する苦手意識などの課題と、産業のデジタル化、リモート化、多様化という社会の変化をどう整合させていくかを学びました。
5 探究学習「初期提案の深化とまとめ」
講義と体験を経て、学生は初期提案をグループで話し合い、より深化させていきました。それぞれの提案を発表・シェアすることで、アイデアをピッチしたり他者の発想を学んだりする機会となりました。
受講した学生からは、
「ものを見る視点を変えることができるため、新しい発見を見つけることができると思った」
「XRを活用することで、言語などの制約に関係なく誰でも体験できると思った」
「消費者でなく開発者として動けば、もっとより良い未来になると分かった」
「風や感覚までも感じられるようにできるようになったらさらに関心も増えると思うし、情報技術の意識が大きく増えていくのではないだろうか」
といった開発に関する声や観察・分析による感想があがりました。
また、講座の最後には、植田代表より学生へ向けて「学生の皆さんがXRの未来を見据え、目標をもって学び続けて欲しい」と激励のお言葉をいただき、講座は終了しました。
今後も本学では企業との協力によるプログラムを提供し、XRなどの最先端技術に関する学びの取り組みを広く発信し、新たな技術への理解と共に地域社会への貢献を続けてまいります。
■開志専門職大学について
2020年4月、新潟県新潟市に開学。在学中600時間(約5カ月)以上の長期企業内実習をはじめとする教育で、成長分野の高度人材を育成する総合専門職大学です。実践的なカリキュラムを通じてビジネスの現場で必要な知識と応用力を身に付け、変化する社会で活躍できるプロフェッショナルを育成します。
設置学部:情報学部、事業創造学部、アニメ・マンガ学部
<開志専門職大学 公式HP> https://kaishi-pu.ac.jp/