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まちに活気と誇りを ~日本最大級のダンスフェスティバル にいがた総おどり~
今から300年前の新潟に、人々が4日4晩踊り明かした熱狂的な盆踊りがありました。その様子は、初代新潟奉行 川村修就が描かせた絵巻物「蜑の手振り」に見ることができます。町の橋の上で下駄を履き、樽砧のリズムに合わせて自由に踊る祭りであったと言われています。
この当時の自由な踊りを復活させようと、2002年に市民が中心となって立ち上げたのが「にいがた総おどり」です。以来、毎年9月半ばに3日間に渡って行われる「にいがた総おどり」は、県内だけでなく県外からも、さらには海外からも参加者や見物客がやってくる一大行事になっています。
NSGグループは、参加者が、熱気あふれる踊りを披露するにいがた総おどりを応援しています。
踊りを通じて「地域愛」「郷土愛」を醸成
当日は、踊りを練習してきた人やサポートしてきた人、友人知人が踊りに出るため観覧にきた人など、多くの人が総踊りに関わり楽しんでいます。
祭りは地域の一体感や連帯感を感じさせてくれる機会になりますし、日常の中ではなかなか見られない、感じられない新しい交流が生まれます。そして、参加した人や観覧していた人の垣根を取り払い、同じ場にいた人たちに一体感を感じさせます。
にいがた総おどりは、踊りを通じて地域を活気づけ、地域の結びつきを強くする「地域愛」「郷土愛」を醸成してくれるダンスフェスティバルです。
NSGグループでは、この『にいがた総おどり』を応援することで、まちの魅力づくりに取り組んでいます。
踊り手の本気が心を揺さぶる
今年のにいがた総おどりは、9月16日(土)~18日(月・祝)の3日間開催され、過去最多となる240団体 15,000人が参加しました。最終日に台風の影響を受けて、一部のプログラムの変更もありましたが、市内10か所の会場で参加者たちがパフォーマンスを披露し、3日間合計で20万人が見物するなど大盛況となりました。
にいがた総おどりは、学生や会社員をはじめ、中にはおじいちゃん、おばあちゃんまで幅広い年齢層の人々が参加し、練習を重ねた踊りを本番で披露します。想いを込めた踊り手の本気の踊りは、見る人を感動させ、惹き付けます。
また、総おどりは、決まった踊りの型はなく、よさこいやヒップホップ、ジャスダンスやチアダンス、民謡に創作ダンスなどあらゆるジャンルの踊りの団体が参加しています。
さらに、当日飛び入り参加も可能なプログラムもあり、気軽に踊り手としてデビューできる機会もあります。飛び入り参加がきっかけで、次の年に団体に加わって参加する人もいるそうです。
日本最大級のダンスフェスティバルに発展しています
その場に集まった人たちに一体感を感じさせ、多くの人が参加できる裾野の広さをもつ『にいがた総おどり』は、新潟に熱気をもたらす日本最大級のダンスフェスティバルに発展しました。
「お祭りを通じて仲間ができたり、新しいコミュニティが生まれてきています。人と交流することで、新潟に対する愛着が育まれてきているのではないかと感じています。
また、今年の総踊りには海外の人も多数参加してくれました。踊りを通じて、海外の人と日本の人がこのまちで、この祭りで交流することで、最初は言葉も通じず、仲間もいないアウェーとして感じられている海外の方々も、新潟をホームとして感じてもらえるような魅力を、祭りを通じて発信していきたいです」
【新潟総踊り祭実行委員会 事務局】
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