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シニアの新しい居場所として注目。 健康マージャン教室「みんなの麻雀」
全国で児童英語教室、パソコン教室、プログラミング教室を運営する(株)チアリーは、2018年に健康マージャン教室「みんなの麻雀」を開設。明るくフレンドリーで笑顔あふれる教室というコンセプトで展開しています。近年、麻雀は認知症の発症・進行を遅らせると言われて注目されています。麻雀を通して、シニアの地域コミュニティーにもなっています。
どのような経緯で教室を開設したのか、またどのような方が、どのような思いで利用されているかなどを、株式会社チアリー東京事業推進部 部長の田中由佳さん、櫛田明さんに伺いました。
シニアの方を対象としたパソコン教室のノウハウを活かして麻雀教室に着手
-「みんなの麻雀」の開設のきっかけをお聞かせください。
田中 当社は創立以来、子どもの英語教室、「スタープログラミングスクール」という子ども向けのプログラミング教室などを立ち上げてきました。教育事業を進めていく中で、シニア向けの教室がもっとあるべきだと感じましたし、もともと女性向けの麻雀教室を立ち上げたいという思いもありました。
-麻雀に着目したきっかけは何だったのですか?
田中 麻雀は頭を使う知的ゲームというだけでなく、麻雀牌を使い、指を動かして遊ぶのでお年寄りの脳トレになると思っていました。また、基本的に4名でプレイするで、コミュニケーションの場としても適しているという点もあります。麻雀を通して誰もが楽しめる場所を作れないか考えました。
-どのような方が利用されているのでしょうか?
櫛田 年齢層は60代以上の方が多いですね。男性では会社員時代に麻雀をしていたものの今は定年されて打つ仲間がいない方、女性ではご主人がやられているのを近くで見ていて興味はあった、とお友達同士で来られる方など、本当に幅広い方がいらっしゃっています。
明るく健康的で、認知症予防にも効果的と人気
-利用者の方々からは、どのようなご感想が寄せられていますか?
櫛田 「レベル別に受講できるので安心だ」と言っていただけます。牌を触ったことがないような初心者の方にも、麻雀牌の種類から丁寧に指導しています。また教室がショッピングセンター内にあるので、入りやすく安心して受講することができると言ってもらっています。
-他社の教室との違いを教えてください。
田中 株式会社チアリーはもともとパソコン教室で高齢の方に「楽しく身につくよう学んでもらう」というノウハウを蓄積してきたので、そのノウハウが活かされていますね。また、講師の研修にも力を入れており、ホスピタリティ溢れた教室運営に努めています。
-利用されている方々のメリットは何でしょうか?
田中 麻雀というゲームが脳に良い効果を与えるということが一般的に浸透してきています。利用者の方からも「指を使う、頭を使うって、こんなに疲れるんだね」という感想をいただきますね。
櫛田 お友達ができて、話しながらやるというのは認知症予防にプラスの効果があると思います。そのような話は、利用者の方々からもよく伺っています。