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子育てが私の世界を広げてくれた。楽しく子育てしてもらうためにお役に立ちたい ~希望出生率2.5への取り組み~

2019.12.16 Mon

夫とのバトルを乗り越え新たに仕事を開始
今では夫と子どもが良き理解者に

専業主婦だった間に3人の子どもに恵まれましたが、私の中には社会に出て働きたいという気持ちがずっとくすぶっていました。そこで、再就職するために何か資格を取ろうと一念発起してNSGの国際医療福祉カレッジ(現・国際子ども・福祉カレッジ)に通い、社会福祉士の資格を取りました。そして、家の近所の介護施設に働き口を得たのですが、初めは仕事探しより夫の理解を得る方が大変だったかな(笑)。「男は外で仕事、女は家を守るもの」という古い価値観の時代で(笑)、ずいぶん話し合いをしました。確かに家族みんなと一緒にいる時間は減り、これでいいのかと葛藤もありましたが、今では夫と子どもたちが良き理解者です。家族の協力なしには仕事をしてこられなかったでしょう。本当に助けられています。

介護施設で働きながらさらなる資格にチャレンジしようと外部の講習会に参加した時、国際子ども・福祉カレッジの先生に再会したんです。そのご縁で、NSGグループの社会福祉法人愛宕福祉会に勤務することになりました。入職後は、高齢者介護施設のケアマネや生活相談員など介護の現場で働いてきました。10年近くたったある日、NSGグループの中で子育て支援推進担当の公募があったんです。私は迷わず手を挙げました。

「新たな仕事や新たなステージへのチャレンジを後押ししてくれる公募制度のおかげで、3年前から現在の職場で子育て推進に関わらせてもらってきました」と青木さん。写真は管理職者研修で司会をした時のもの。

 

 

 

子育ては大変なだけじゃない!
楽しいし世界が広がる、その魅力を伝えたくて

「子育ては大変」って皆さんおっしゃいますよね。確かに、自分の時間が削られるし、病気や進路など子どものことでやきもきすることも多い。私は最初の職場を辞めざるを得なかったですし……でも、大変なだけじゃなく、楽しいこと、ステキなこともいっぱいある。子育てを通じて地域との繋がりができたり、子どもがいなかったら一生知り合わないだろうと思うような人たちと繋がれたり……子どもが私の世界を広げてくれたと思うんです。

子どもは決して親の思い通りにはなりませんが、だからこそさまざまなことを教えてくれるし、彼らの成長を見ながら自分も頑張ろうと思えます。プラスとマイナスを比べたらプラスが断然多いと感じているので、皆さんにももっと楽しみながら子育てしてもらえたら……と思って公募に手を挙げたんです。

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