学生証がスマホのアプリになった！カードの学生証より手間いらずで、しかも無料

スマホを活かして121コミュニケーションまで実現
学生側にも学校側にも好評のアプリ

NSGグループのICTカンパニーである株式会社ジェイ・エス・エス（本社：新潟市中央区、代表取締役：秋田叔之）は、デジタル学生証を開発し、１１月３０日、全国の大学、専門学校、高校、各種スクール向けにサービスの正式提供を開始する。すでにＮＳＧカレッジリーグでは先行運用中だという。
そのデジタル学生証とはどんなものか。名称は「がプリ！」というから面白い。その機能は「プッシュ通知」「時間割」「出欠登録」「校歌演奏」「災害時の安否確認」など、なんとも様々な機能を備えている。教育現場における学生・生徒のスマートフォンの先進的な活用事例として注目を集めるのは間違いない。しかも学生証の公開アプリは国内初とのことだ。(2017年11月現在JSS調べ)

同社代表の秋田氏は、開発の背景について次のように語っている。

「きっかけは（NSGグループの）池田代表からの電話だったんです。『来年から学生証をアプリにできないか』と。私の頭の中ではその時漠然とした成功の予感が生まれました。まだ発売前ですけどね（笑）何しろ旧来のカード型学生証は作成費用がバカにならない上に、携行してもらうことすら難しいのです。もったいないですよね。ところがスマホなら所有率はほぼ100%に近い状況であり（内閣府　平成28年度青少年のインターネット利用環境実態調査では、高校生時点のスマートフォン所有率が約95%となっている） 、チャットや動画再生なども当たり前にできちゃいます。」

すでに予約は殺到しており、来年度に向けてその数は１００校をくだらないという。クラウドのアプリだからこそ機能追加やバージョンアップも随時行われ、卒業時の回収も要らない上にOB証としての利用もできるようになるらしい。無限の可能性を秘めた製品と言える。

【アプリの機能】
デジタル学生証：学生証を表示する基本機能

プッシュ通知：メールよりも確認率の高い連絡手段
学生手帳：校歌、沿革、校則、校訓などをアプリ内で表示・再生
時間割：アプリから授業科目・教室名・講師名を確認
出席登録：出欠登録を自動化（ビーコン* 利用）
安否確認：災害時の速やかな安否確認機能
学校連絡：学校への通話、及び欠席・遅刻連絡機能
通学証明：鉄道等交通機関の窓口で呈示

【アプリ概要】
利用料 　：基本機能0円、オプション追加は最大１００円
 　　　　　※金額は学生1人当月額
対応OS   ：iOS10、Android4.4以上
ＵＲＬ 　：https://gappli.mobi/　

株式会社JSS
1986年創業。クラウドファーストを掲げる同社はセールスフォースやマイクロソフトのパートナーでもあり、ICTに関するソリューションや学校業務支援トータルパッケージ「サクラ」やオフィスの受付アプリ「KINASE」などのオリジナルクラウドシステムやネットワーク関連事業をNSGグループのみならず、全国に提供している。年商8.6億円、従業員数４０名。目標は新潟発、世界№１サービスの創出。

【問い合わせ】
新潟県新潟市中央区西堀通3-790
株式会社ジェイ・エス・エス
担当：有賀　和寿（あるが　かずとし）
Ｔｅｌ：025-226-7410
Ｍａｉｌ：aruga@jss-net.com