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峰村醸造の味噌作りプロジェクト! 「“育てる”経験を通して味噌に愛着を持ってもらえたら」
プロジェクト開始は2019年6月!
種まき、草刈り、収穫も皆で一緒に
今回のプロジェクトは、昨年6月の種植えからスタート。予想を上回る応募があり、約50名の一般参加者の皆さんが集まりました。種植えでは各々ポットに大豆を入れて持ち帰り、自宅で発芽を見守ります。
「それぞれのご家庭で成長の過程を観察していけるよう、持ち帰っていただく形にしました。実は結構、そこにもこだわりがあって(笑)発芽に気付いた時は、私自身も感動しましたし、各家庭でもこの感動が共有されているかな?と、次に皆さんと会う日が楽しみでした」と話すのは、今回のプロジェクトリーダーである小畑宏樹さん。
以前から「自分たちが育てた大豆で味噌を作りたい」と社長と話していたことや、ご自身の実家が農家という背景から「食べ物を買って消費するだけではなく、作るところから知る大切さ」をお客様に伝えたいと考えていたところ、ご縁がありカメヨコの立川さんとこのプロジェクトを始めることができました。
種植えから約1か月後。立川さんが管理する江南区の農園に集合し、各自育てた大豆の苗を畑に植え替える「定植会」を実施。それぞれの環境で育てられた苗は成長に個性があり、参加者同士で反省や驚きの声なども生まれました。こうした一つひとつの小さな気付きが、このプロジェクトのテーマでもある“食育”に繋がります。「苗植えでは、前日の雨の影響で畑はぬかるんでいたんですが、子どもたちはもちろん大人の皆さんも泥だらけになりながら体験を楽しんでいただきました」と小畑さん。
小畑さんが特に嬉しかったというのが、9月に企画された「草刈り」。この回は事前出欠を取らずに行い、人が集まるか不安も募る中、畑を綺麗にしようと参加者の方々が集まってくれました。
そして11月、株についたサヤから実を取り出すという根気のいる作業も皆で協力し、約半年育ててきた大豆が無事収穫されました。
こうした一つひとつの取り組みは、参加者向けに制作した「大豆たより」で随時レポート。プロジェクトの様子はもちろん、立川さんのコラムや大豆の豆知識なども掲載され、体験で得る知識だけではない“食育”も行われました。