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新潟の雰囲気が故郷のベトナムにそっくりで落ち着きます。

2020.09.03 Thu

今年(2020年)4月に高齢、障害・児童福祉事業を展開する社会福祉法人愛宕福祉会に新卒入社したブイ ティ クュン チャンさん。ベトナム出身のチャンさんは愛宕福祉会が運営する特別養護老人ホーム愛宕の園で働いています。国際・外語・観光エアライン専門学校(AIR)の日本語科を卒業後、国際こども福祉カレッジ(WM)で福祉を学び、介護福祉士の資格を取得しました。入社5カ月、いきいきと現場で活躍しているチャンさんにお話を聞きました。


社会福祉法人 愛宕福祉会 愛宕の園で勤務の チャンさん


日本に来るきっかけは新潟在住のいとことの電話

いとこが新潟に住んでいることから、日本や新潟の話は電話でよく聞いていました。AIRの日本語科には、ベトナム人留学生がたくさん通っていることを聞いて、私も新潟に行って、学んでみたいと思いました。自分と同じベトナムから日本に来て勉強している人がいることで、母国を離れる不安より、私も挑戦してみたいと思う気持ちが高まりました。来日する前にベトナムにある日本語センターに通いました。3カ月~半年くらい通って、日本に渡る人が多いのですが、私は心配性ということもあり、1年間通って、みっちり勉強しました。日本語はひらがな、カタカナ、漢字があり、なかなかその区別がつかなかったので、覚えるのが大変でした。しかし、来日する前に勉強していたことで、基本的な会話は分かり、事前準備をしていてよかったなと思いました。

AIRの日本語科では、2年間日本語や日本文化、ビジネスマナーなど、日本で働くために必要な事を幅広く学びました。そして子供の頃から祖父や祖母と過ごす時間が多く、お年寄りと関わることが好きだったので、AIR卒業後は、WMに進学し、介護福祉士の資格を取得しました。一番印象に残っていることは、介護実習で高齢者の方と夏祭りに参加したことです。高齢者の方々が楽しんでいる様子を見て、私自身も嬉しかったですし、これからも笑顔でいてもらいたいと強く思いました。

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