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新潟は、何とも言えず肌に合う場所なんです(笑)

2018.11.05 Mon

学習塾での経験を基に高校でのよりよい教育現場づくりに邁進中

学習塾は教科指導を中心に子供たちの学ぶ意欲や目標に向かって得ることのできる達成感を育みます。高校では生徒との関わりがさらに密になります。特に、うちの高校は8 割の生徒が寮生活を送っているので、学校だけでなく日々の生活も含めて関わりが深いし、関わる時間も長い。生徒指導のウエイトもすごく大きい。人間的なつながりは本当に深まりますね。
同じ教育の現場で、塾と高校、異なる現場を体験できて、自分自身も学ぶところが多くありました。自分なりに視野が広がったのではないかと思います。こういう経験が積めるのは、NSG グループならではの特徴といえるのではないでしょうか。

学校全体の環境を改善! いつかは胎内市を教育都市に

開志国際高等学校は、旧・南イリノイ大学の校舎を使って運営しています。中には、2つの体育館、武道場、総合トレーニングルーム、ゴルフレンジなど様々な施設があります。学生も年々増えてきて、不足する体育施設を胎内市にお貸しいだくなど、市とは密に連携し、支援していただきながらよりよい環境づくりを目指しています。近々、新しく卓球場も作る予定です。

ハード面だけでなく、ソフト面、例えば教員の充実なども大切です。生徒に大きな影響を与える先生たちですから、楽しく前向きに取り組んでいただきたいと、着任後、すべての教員と面談しました。教員みんなで同じ方向を目指して進んでいくことが大切ですから。これからも風通しのいい関係を築いていきたいですね。

開学5 年とまだ若い学校ですが、お蔭さまで今年、男子バスケット部がインターハイで優勝することができました。また、陸上でも高校駅伝全国大会への初出場を勝ち取りました。他のさまざまなスポーツでも少しずつ成果が出始めています。でも、うちの学校にはアスリートコースだけでなく、医学科進学コースや国際コースもあり、それぞれ頑張っているんです。特に、国際性という面では新潟県内一の高校だと自負しています。文武両道で頑張っているんです。胎内市民の皆さんにも、当校をもっとよく知っていただきたいと、今年は生徒たちが自主的にゲストを招いて芸術鑑賞会・紅虎祭(文化祭)を企画したりしています。

今年、同じ胎内市に新潟食料農業大学が開学しました。また、中条スイミングスクールも胎内市にあります。いつか、当校が中高一貫校となり、この胎内が子どもから大学生までが豊かな学びを体験できる教育都市になったら…と、夢見ています。

(※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。)

開志国際高等学校
〒959-2637 新潟県胎内市長橋上439-1
TEL : 0254-44-3330
FAX : 0254-44-6663
充実した学習カリキュラムと高度な医師倫理教育で目指す医学科への進学を可能にする「医学科進学コース」、全授業の3 分の1 を占める徹底した英語の授業と豊かな国際環境で国際人としての素養を育てる「国際コース」、文武両道、心技体の教育で、バランスのとれた明日のトップアスリートを育てる「アスリートコース」があり、男子寮・女子寮を完備。

伊藤 和真(いとう・かずま)
1970 年五泉市生まれ。1993 年福島大学教育学部卒業、NSG グループに入社。NSG 教育研究会で子供たちを指導するかたわら、テレビ入試解説なども行う。教科責任者や校舎責任者などを経て2002 年には新潟ブロックのエリア責任者となり、経営的視野に立った新規校開校計画にも携わる。以後、教育システム開発室室長、NSG アカデミー取締役新潟事業本部本部長、(株)中条スイミングスクール代表取締役などを歴任。2017 年より開志国際高等学校副校長。趣味はゴルフ。家族は妻と二男一女。

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