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求められるまま懸命に仕事をしてきただけ。人とのご縁が財産です。
首都圏から離れて暮らすのは人生初!
新潟にはすっかり魅了されました
「生まれたときからずっと首都圏暮らし、東京、埼玉、神奈川、千葉が行動範囲で、ほとんどその圏内で暮らしてきました」と言う前田社長が新潟に来ることになったきっかけは
「妻の実家が新潟だったことと、子どもが生まれたこと」。
子育てには首都圏より新潟など地方都市がいいのではないかと、ご夫婦の意見が一致したそうです。
「実は首都圏から離れて暮らすのは初めて。人生初の地方都市暮らしです」。新潟での暮らしをどう感じているのか尋ねると、「いやー、もう、東京には帰れないですね(笑)。何でもそこそこ揃っているし、ゆったり暮らせるし、渋滞はないし、買い物に出かけても駐車場はあるし、だいたい車で30分圏内で温泉にもゴルフ場にも行ける、夏は海もありますし、もう言うことなしですね」。
すっかり新潟に魅せられ、かつてのお仲間を新潟に呼んでは、食べ物やお酒の美味しさ、身近で自然豊かなスポットなどを紹介しているそうです。
「今まで一緒に仕事をしてきた人たちは、どの会社の人もみんな最低1回は新潟に遊びに来てくれています。だから、新潟にいても首都圏の情報もどんどん入ってきますし、ありがたいですね」。
これからも変わる新潟に少しでも貢献したい
2社連携で首都圏業務も拡大へ
前田社長がすっかり魅了されたという新潟市ですが、中心部古町の衰退や人口減少、さまざまな問題も抱えています。
「街は時と共に変わっていくでしょうね。新潟市は商圏人口の割に、古町、万代、駅前、駅南と商業地が多い。さらに郊外の大規模店の出店が相次いでいます。良いとか悪いとかではなく、変化を事実として受け止めるしかない。その上でどうしていくか、ではないでしょうか」。
国際総合計画が今後注目しているのは新潟駅周辺エリアだと言います。
「今、新潟駅周辺の大改造が行われています。連続立体交差事業、幹線道路整備事業、駅前広場整備事業を中心に、日本海拠点都市新潟の陸の玄関口としての総合的な整備が進められているのです。私たちも周辺の土地・建物の有効活用など、積極的に考え、提案していくつもりです」。
併せて、首都圏での事業展開・拡大にも力を入れていくそうです。
「現在、前に勤めていた東京の会社とジョイントベンチャーを組んで、分譲マンションの開発を進めています。首都圏、東京でもきちんと事業ができる状態を作りたいですね」。
また、「(株)国際総合計画と(株)リビングギャラリーの2社でタッグを組んでマンション開発を進めるなど、プラスの相乗効果が期待できる部分はさらに強化していくつもりです。人のつながりを広げ、深め、ブレーンを育てていけたら……と思います」。
今も、日々、前田社長はさまざまな課題解決に挑戦しています。
前田 穣(まえだ・ゆたか)
1970年東京都生まれ、埼玉県草加市育ち。専修大学経済学部卒業。新卒でマンションデベロッパーの明和地所株式会社に就職。以来、ヘッドハンティングなどでいくつかの会社を経験するものの、一貫して不動産・建設業界で仕事を続ける。2016年、子どもが生まれたことを機に、妻の実家である新潟に引っ越して、NSGグループの株式会社ITPホールディングスに入社。2018年、株式会社ITPホールディングス傘下の株式会社国際総合計画代表取締役社長に就任。2019年には子会社である株式会社リビングギャラリー代表取締役社長に就任。ほか、株式会社ITPホールディングス関連会社の役員を兼務。家族は妻と2男。
株式会社国際総合計画
新潟県新潟市中央区米山2-7-3
TEL(025)241-3666 FAX(025)241-3479
http://itp-co.com/
公共工事・営繕事業等の建設事業、ファンド等の手法を用いた不動産コンサルティングサービスまで、不動産の開発から施工、それらに関わるコンサルティングをワンストップで提供。既存の枠にとらわれず、顧客の不動産ニーズに対応する。
株式会社リビングギャラリー
新潟県新潟市中央区米山4丁目1番28号
http://www.living-gallery.com/
不動産総合企業として新潟県、首都圏、福島県で計17店舗を展開。年間仲介件数、管理戸数ともに、県内トップクラスの実績を持ち、賃貸管理、斡旋事業を軸とする会社から、住宅に関連するあらゆる事業を幅広く展開する総合不動産企業へと進化。「暮らしを、ともに。」をスローガンに地域に根ざした企業を目指す。