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社会貢献活動を通じて、笑顔と元気を届ける 人と人を繋ぐ「アルビレックスチアリーダーズ」。
日本初のプロフェッショナルチアリーダーズチーム「アルビレックスチアリーダーズ」を運営する株式会社アイ・シー・オースポーツマーケティング。コロナ禍でイベントを通じて笑顔を直接届ける機会が減少した中、社会貢献活動を通じてその重要性を再認識しました。
どのような活動で地域に笑顔を広げたようと取り組んでいるのか、株式会社アイ・シー・オースポーツマーケティング 松本 遼さんと、アルビレックスチアリーダーズ 21期キャプテン 古俣 佳苗さんに話を伺いました。
コロナ禍で気づかされた社会貢献活動の大切さ
―どのような理念を基に活動していますか?
松本 コロナ禍に入り、スポーツの試合や各種イベントが軒並み開催されなかったりで、チアリーダーとしての活動が縮小してしまいました。
そんなとき、今だからこそ私たちにできることは何だろうか…話し合った結果、活動理念で掲げる3つの項目うちの1つである「チアダンスと社会貢献活動を通して愛と感動を届け、思いやりのあるまちづくりに貢献する」という項目に改めてみんなで着目し、 “社会貢献活動”をより積極的に進めようということになりました。
古俣 ここ2年間のチアリーダーズのテーマは「人と人を繋ぐ」です。パフォーマンスを一番大切に、さらに人間力を磨いていくことが大切だと思っています。社会貢献活動を通じて新潟を元気にしながら、私たちも人として成長できればと思い、一生懸命取り組んでいます。
食品ロスを減らせ、子どもたちに喜ばれる有意義な活動
―具体的な活動内容を教えてください。
松本 例えば、新潟県内でスーパーマーケットを展開するウオロク様と新潟市社会福祉協議会様の協力のもと、地域住民や自治体が主体となり、無料または低価格で子どもたちに食事を提供するコミュニティ「子ども食堂」への食材の提供を行っています。ウオロク様では、パッケージが傷ついている、消費期限が近いなどの理由で、食べることができるのに捨てざるを得ない“食品ロス”を課題としていました。新潟市社会福祉協議会様は新潟市内の子ども食堂ネットワークの事務局を担っていたので、そこからの情報のもと、ウオロク様の廃棄前食材をアルビレックスチアリーダーズが子ども食堂へ提供するというスキームを作りました。
―活動を通してどのようなことを感じましたか?
古俣 何度か子ども食堂へ出向いてお弁当を配り、小さなお子さんには手作りのバルーンアートも渡しました。コロナ禍になってからはイベントに参加することが難しかったので、子どもたちはとても喜んでくれました。笑顔を直接見ることができ、私たちも元気をもらいました。ウオロク様のほかにもNSGグループの給食食材の卸売り企業のライフプロモートからも協力を得ましたが、担当者の方からは「食品ロスを減らせ、なおかつ社会貢献につながることができるので非常にありがたい」との言葉をいただきました。コロナが収束すれば、お弁当を届けるだけではなく、子どもたちと一緒にダンスがしたいですね。そうすれば、もっと喜んでもらえると思います。
私たちはボランティアの経験が少ないので、この活動を通じてマナーや言葉遣いなどを勉強させてもらいました。おかげでコミュニケーション能力がアップできたと思います。また子どもたちから「来てくれてありがとう」「お姉さんのようになりたい」という声をいただき、また頑張ろうという気持ちになりましたね。