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肌になじむ県民性。アルビもあるし、新潟、最高!

2017.11.28 Tue

県内外に約50拠点を構え、高齢者福祉・児童福祉・障がい者福祉に取り組んでいる社会福祉法人愛宕福祉会。施設の利用者はもちろん、ご家族、地域からも信頼してもらえるようにと、日々、1200人を超える職員が奮闘しています。福祉介護の現場では、増え続けるニーズに対して、スタッフの増強も重要なテーマ。Uターンで新卒入職して4年、この春から採用の仕事に取り組んでいる人事部の山川侑香さんに、仕事のこと、新潟のことを聞きました。
(※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。)

県外に進学したけど、就職先は
新潟しか考えていませんでした

上越市直江津で生まれ育ち、栃木県にある大学へ進学しました。一応まじめに勉強して(笑)社会科の教員免許もとって、友達もできて、楽しく過ごして、いざ就活……となったとき、新潟で働くことしか考えていませんでした。
大学っていろんな県から人が集まりますよね。友達にはさまざまな県の人がいて、栃木という場所でもいい人たちに恵まれたと思っていますが、何かどこか、肌感がちょっと違うっていうか、ほんの小さな違和感みたいなのがあったんです。肌にひたひたっとくる県民性はやっぱり新潟の県民性だ、って思いました。それで、就活は新潟一本やり(笑)。新潟に本社があるところを探してエントリーしていました。
その中で出会ったのが今の職場です。地元で役に立てる仕事に就きたいと考えていたので、ぴったりだと思いました。また、実は私はアルビレックス新潟が大好きだったので、そこにもちょっと惹かれました(笑)。奇跡の残留と言われた2012年ですかね、あの時にものすごく心を揺さぶられてアルビサポーターになり、学生時代も栃木から新潟のスタジアムまで応援に来たりしてたんです。
上越市出身で勤務地は新潟市ですが、私にとっては、新潟市は本当に住みやすくて居心地満点です。おしゃれなお店もいっぱいあるし、交通の便もいいし、上越市へも日帰りで往復できるので、家族や地元の友人ともよく行き来しています。両親もアルビが大好きなので、父の日や母の日、誕生日などにはアルビのチケットを贈って一緒に観戦したり……。自分なりに今の生活を満喫できているんじゃないかと思います。

先輩たちの導きに支えられた
心に残る高齢者施設での3年間

入職当初は北区のグループホームに配属されて、介護の現場で約3年ほど仕事をさせてもらいました。まったく初めての仕事でしたが、先輩には手取り足取り教えていただき、本当にお世話になりました。今も、時間ができると施設に遊びに行ったり、当時の先輩たちと飲みに行ったりしてお付き合いさせてもらっています。
私は学生時代に教育実習で福祉施設に行ったこともあったし、祖母も健在なので、自分なりに高齢者介護についてある程度イメージできているつもりだったのです。でも、現場では全然役に立たなくて……。認知症の方とのコミュニケーション、体調の変化の見極め、話の仕方、介助の仕方、もう本当に何一つできませんでした。
そんな私を支えて、丁寧にひとつひとつ教えてくださった先輩たちのおかげで今がある、っていう感じです(笑)。
まだ勤めて4年目ですが、振り返ると、グループホームでのことが印象深いですね。入所者の方と一緒に喫茶店にケーキを食べに行って、おいしいって喜んでいただいたこととか、夜勤の日に、「眠れない」と言う入所者の方と語り合ったこととか……もちろん、介護の現場では笑顔でいられないことも多いのですが、思い出すのは入所者の方の笑顔、一緒に笑いあったこととかなんですよね。本当にいい経験をさせていただいたと思います。

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