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財務面でグループの事業・起業を支えたいとIターン 掲げるテーマは「いつかグループの番頭に!」
親しみやすい笑顔と会話の中にリズム良く放たれるジョークが印象的な山本俊介さんは、滋賀県出身。関西、関東で財務・経理一筋にさまざまな企業の経営面を支え、2017年9月、NSGグループへの入社とともにIターンをしました。
「次のキャリアを考えていた時にNSGグループを知って、方針や事業に共感し、縁のない土地でゼロから始めてみるのも面白いんじゃないかと思ったんです」と話す山本さん。仕事への想いやIターン後の新潟での暮らしについて伺いました。
営業が社外なら、財務・経理は“社内の”サービス業
「『ありがとう』の一言は最高のモチベーションですね」
新卒当時は地元近辺の関西圏での就職を考え、京都にある和装卸売会社に就職しました。上場している老舗企業であり、営業力の強い会社だったので自分も当然営業にという気持ちでいたのですが、配属先で私が選ばれたのはたった一枠の財務課。経営学部出身なので会計や経営について学んではいましたが、驚きと不安を抱えつつ「山本君だから選ばれたんだよ」という上司からの一言を信じて覚悟を決めました(笑)
財務のキャリアスタートはこんな予期せぬものだったのですが、本当に色んな経験ができ、自分自身成長できました。上場企業で資金繰りや資金調達、経営企画などに携われたことで、仕事のスピード感などは鍛えられたと思いますね。
また、営業職ではないですが財務・経理部門にも‟営業力″のようなものは必要だと思っていて、現場の社員だけではなく、経営陣の方々と関わる機会も多いので「自分に求められていること」をしっかりと把握し、生きた情報や数字を駆使して「会社にとって一番良い方向」を伝えられたらと思っていました。
一言でいえば、社内のサービス業…? ウマいこと言えてますかね(笑)
ここでは約10年勤務し、新しいフィールドで自らの幅を広げたいと思い、関東の財務コンサルタント会社に転職しました。今度は一企業ではなく中小企業を中心としたクライアントの財務管理を担当したので、多角的視点を持って業務に従事することが多く、仕事の幅が広がりました。
この転職がきっかけで、自分がやりたいことや役割も見えてきてように思いますね。
仕事のやりがいを感じる瞬間は、ベタかもしれないですが「ありがとう」の一言をもらった時。役に立つことができたんだと実感でき、また次のモチベーションに繋がります。自分自身も関わる人にしっかりと伝えるようにしている、大切な言葉ですね。