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野球に育てられた私は、野球で恩返しを。母校、開志学園で後輩たちに伝えていく。

2020.09.29 Tue

教員になるきっかけは母校での「教育実習」、野球に恩返しができる環境に感謝する!

写真:開志学園高校のグラウンド

高校卒業後も野球熱は冷めずに、女子野球部が強い平成国際大学に進学しました。法学部の授業の他に教職課程の勉強も並行して行いました。学部の履修科目だけでも、相当な数があるのに、加えて教職課程を取得するのは容易ではなかったです。あまりに忙しく、諦めそうにもなったけど、ここで頑張らなくては!と野球で身に着けた根性で踏ん張りました。4年生では教育実習があり、私は母校である、開志学園で社会科の教育実習生として実習させてもらいました。自分が在校当時の担任の先生もいましたし、他の先生たちもすごく気にかけてくださり、とても実習がしやすい環境でした。高校生の時には気づきませんでしたが、先生たちが行う一つ一つの授業に対して、生徒の見ていない所でどれだけの準備をしていたのか、初めて知りました。先生という職業の舞台裏を知り、「私も自分が生徒のためにできることをしていきたい。教員になろう!」と、その時の教育実習が決め手になりました。

大学卒業後に、開志学園から硬式野球部のコーチをやらないかと声をかけて頂きました。私は母校である、開志学園にまた携われることは嬉しかったです。しかし、野球が好きで続けてきたけれど、自分が本当に教えられるのか?と不安に思いました。それを中学校の恩師に相談をしたところ、「何を悩んでいるんだ!野球に育てられたお前が野球で恩を返さないでどうするんだ!恩返しをするチャンスが回ってきたのだから、与えられた環境に感謝してやるしかない!」とアドバイスをもらい、私はコーチになる決心がつきました。開志学園の卒業生として、コーチとして、野球で得てきたことを生徒に伝えていくことが、私が女子硬式野球部にいる意味だと思いました。

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