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専門学校生在学中では初! 中学校、高校時代にサッカー経験のない学生が在学中に女子1級審判員資格を取得!

2018.01.24 Wed

NSGグループの全国唯一サッカー総合専門学校「JAPANサッカーカレッジ」、サッカーコーチ研究科(4年制課程)/コーチ・審判専攻科(2年制課程)に、コーチやレフェリーを目指す学生が全国各地から集まってきています。この度、サッカーコーチ研究科3年生の山口鈴佳さん(長崎県出身/21歳)が、日本サッカー協会女子1級審判員資格を取得しました。全国で専門学校在学生では初めてのことになります。

山口鈴佳(やまぐち・すずか): 1996年6月24日生まれ(21歳) /長崎県長崎市出身/長崎県立長崎明誠高校卒 ◆主な資格取得経歴 【審判員】 2015年 4月:4級審判員、 2015年 5月:3級審判員、2016年 4月:2級審判員、2017年12月:女子1級審判員 【指導者】 2015年:日本サッカー協会公認キッズリーダーAll、 2016年:日本サッカー協会公認C級ライセンス

 

山口さんは高校卒業後、「女子サッカーの普及に貢献したい」という思いから、専門的にサッカーを学ぶためにJAPANサッカーカレッジに入学。4年課程のサッカーコーチ研究科で指導者・審判員について学ぶ。授業の中で審判員の勉強をすることで興味を持ち、4級、3級、2級と資格を取得した。さらに2017年にはなでしこリーグなどで主審を担当できる女子1級審判員資格にもチャレンジし、4級取得から約2年半という異例の早さで女子1級審判員の資格を取得しました。

 

〈審判との関わり〉
・レフェリーを始めたきっかけ
今までしていたスポーツは、小学生(サッカー)、中学生(陸上)、高校生(サッカー部マネージャー)でした。レフェリーはJAPANサッカーカレッジの授業で本格的に始めました。一度、高校生の時に少しでもサッカー部の力になりたくて講習会を受けに行ったが失効。その時の講習会の参加者が女子私1人だったのが少し恥ずかしかったです。

・レフェリーの資格を取るようになったきっかけ
JAPANサッカーカレッジ内での授業ではありましたが、上級審判員は、JAPANサッカーカレッジ卒業生の松浦波瑠夏さんに続きたいと思い、目指すようになりました(松浦さんは卒業後に女子1級を取得)。

JAPANサッカーカレッジでの実習として試合をしている様子。小学生から大人まで様々な年代やレベルの試合を担当。多くに試合経験を積み、今回の合格につなげました。

 

〈活動実績〉
審判員を始めて約2年半ではありますが、様々な全国大会に参加しており、全国中学校サッカー大会や全国高等学校総合体育大会などでも主審を務めました。
また、2017年4月11日(火)~4月21日(金) @中国/上海 EAFF Referee Clinic / EAFF U15 Girls Tournament において、日本サッカー協会から推薦(日本から2名)を受けて、派遣されました。

中国/上海での大会参加の様子。日本だけでなく、アジア大会でも主審を務めています。

 

 〈今後の目標〉
今後はなでしこリーグを中心に、皇后杯などといった各種全国大会で活動していきます。

〈現在の思い〉
審判活動を通して日本サッカー界に貢献していきたいです。私自身が女子1級審判員としてよりレベルの高い試合を担当していくことで、女子の審判員が増えていくきっかけになればと考えています。そのためにも目の前の1試合1試合に責任を持って取り組んでいきます。

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