• ニュース&トピックス

【国際自然環境アウトドア専門学校】アウトドア専門学校のキャリア教育授業で株式会社ファーストアッセント代表・花谷泰広氏が講演

2024.12.25 Wed

持続可能な山岳環境保全のための仕組みづくりの紹介とキャリアアドバイス

花谷泰広氏を迎えた国際自然環境アウトドア専門学校での講義の様子

i-nac国際自然環境アウトドア専門学校(所在地:新潟県妙高市、以下「i-nac」)では、キャリア教育の一環として、登山家であり起業家の花谷泰広氏を講師に迎え、学生たちに向けた特別講義を12月11日に実施しました。

この講義では、山岳資源の活用と保全、山岳文化の次世代への継承、持続可能な山岳保全の仕組みづくりに焦点が当てられ、学生たちに未来のアウトドア業界で活躍するための貴重な学びを提供しました。

※本講演は、当校の就職準備研修の一コマとして実施しました。

【就職準備研修目的と概要】

就職に向け、また自立的なキャリア構築を目指して専門家、卒業生による講演、演習を通して、以下の点を目標に取り組む集中カリキュラムです。

●就職に向けての第一歩として、コミュニケーションの重要性を理解するとともにその基礎的な技術を習得する。

●就職活動に対しての心構えを持ち、面接試験対策、個人面接・集団面接のための技術を習得する。

●社会人として職業生活を送るにあたり、最低限必要な社会の仕組みについての知識を取り込む。

【講演概要】

テーマ:「山岳環境の課題と取り組みについて」

講師:株式会社ファーストアッセント・花谷泰広 氏

日時・場所:2024年12月11日 11:15~12:15

対象:国際自然環境アウトドア専門学校 全校学生

 

【講演内容】

1. 山岳資源の活用と保全

花谷氏は、地域おこし協力隊や行政、企業とのパートナーシップを活用し、環境保全活動を推進する事例を紹介しました。南アルプス国立公園での登山道整備や技術者育成の取り組みが具体例として挙げられ、持続可能な保全活動の可能性を探る内容となりました。

2. 登山文化の次世代への継承

次世代への技術継承を重視し、登山道整備のワークショップを商品化した取り組みや、地域活性化のための新しいビジネスモデルの可能性について紹介されました。

3. アウトドアパーソンに求められる役割

山岳環境保全を含む環境問題に対する責任意識を持ち、実践的なスキルを活用して地域社会に貢献することの重要性が説かれました。

【学生の学びと今後の展望】

花谷氏の講義を通じ、参加学生たちは登山やアウトドアを仕事にする新たな意義を見出しました。加えて、人材育成を軸にした実践教育の重要性が再認識されました。今回の講義をきっかけに、同校では登山業界の多様なステークホルダーとの連携をさらに強化し、持続可能なアウトドア活動と環境保全の推進に寄与していく予定です。また、実践的なキャリア教育を通じて、学生たちが業界で即戦力となる人材へと成長できる取り組み、産学連携による新たな教育プログラムの開発も視野に入れています。

 

【学校からのメッセージ】

本校では、文科省の職業実践専門課程に認定された学科もあり、産学連携を積極的に推進し、実社会に即した教育を提供しています。今後も業界の第一線で活躍する専門家を招いた授業を通じて、グローバルな人材育成を目指してまいります。

 

【国際自然環境アウトドア専門学校はコチラ】

https://www.i-nac.ac.jp/

 

<国際自然環境アウトドア専門学校 研修事業部のこれまでの取り組み一覧>

株式会社パール金属と協力し新たなアウトドアショップ「WEST妙高RESORT」をキャンパス内にオープン 〜学生の実践教育の場として、企業と教育機関が産学連携

i-nac国際自然環境アウトドア専門学校キャンパス内にWEST妙高RESORT店が10月にオープン!

自然ガイド・環境保全学科(3年制)/自然環境保全学科(2年制)が「地域まるごと博物館プロジェクト」をスタート!

【産学連携企画】「薪」を使うことで社会課題の解決へつながる商品とは?

世界のトップマウンテンリゾートを目指し7月にオープンしたEN Resort Grandeco(福島県)に、学生から新たなコンセプトや体験価値を授業の一環としてプレゼン

「スポーツと健康づくりの拠点」であるほっとアリーナ妙高高原に対し、新規顧客層の開拓を目的とした新たなコンセプトとなる水中運動プログラムの企画・提案・運営を行いました。

 

国際自然環境アウトドア専門学校

法人名: 学校法人国際総合学園

所在地: 新潟県妙高市原通70

学校長: 須藤良平

URL: http://www.i-nac.ac.jp/

TEL: 0120-537-010

各種リンク