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JAPANサッカーカレッジにて VAR(ビデオアシスタントレフェリー)の講習会を開催しました
全国唯一のサッカー総合専門学校「JAPANサッカーカレッジ」では、VARの講習会を開催しました。VARはサッカーにおいて映像を用いて主審の判定を援助するもので、6月14日(木)に開幕した2018FIFAワールドカップロシア大会でも採用されています。
実際にVAR体験をしている様子
今回はコーチやレフェリー、またビジネスやマネージャーを専攻する学生約130名に対して講習会を行いました。このようにVARに関わる講習会を学校が開催することは全国初となります。
VARは現在のサッカー界において、ドイツ・ブンデスリーガやイタリア・セリエAなどのリーグではすでに採用されています。具体的には得点となったかどうか、退場に関わる反則、PKかどうか、また警告や退場者の特定といった4つの場面に限定して、主審とVARが通信し、または主審が映像を確認して正しい判定に導く仕組みです。「最小限の干渉で、最大限の利益を」という言葉のもと、明らかな間違いを無くすことを目的とした判定援助システムです。
講習会では、得点の判断で用いられるGLT(ゴールラインテクノロジー)の仕組みについても紹介されました。GLTは今までも複数の国際大会で試験導入され、今回のW杯ロシア大会では正式に採用されています。ゴールライン付近での際どい得点の判断の際にGLTが使用され、得点が認められると1秒以内に主審の時計に「GOAL」という表示がされるシステムです。
VARには審判員資格を必要するVARと、判定機器を操作してVARを補助するオペレーターという役割があります。日本サッカー界ではまだVARが導入されていないことから、特にオペレーターという仕事は日本国内では未開拓の分野です。今後、サッカーに関わる仕事のひとつとしてオペレーターの需要が拡大していくことが考えられます。
当日は様々な機器を使用して、実際に画面を触りながらVARの体験をするなど、デモンストレーションを交えながらの講習会となりました。
【本件に関するお問い合わせ】
JAPANサッカーカレッジ
新潟県北蒲原郡聖籠町網代浜 925-1
TEL:0254-32-5357 FAX:0254-32-5358
E-mail:cups@nsg.gr.jp
URL:http://cupsnet.com/
担当 中村、上原