eスポーツを活用した高齢者向け認知症予防イベントを学生が主体となり開催。

イベントで実践力を身に付けeスポーツ業界へ就職。

― eスポーツ科はどのような方針で学生を教育していますか？

渡邊　eスポーツ業界への就職に繋げる教育をしています。例えば、eスポーツイベントの企画・設営・運営ができる人材、インストラクターの育成などです。さらにはビジネススキルの取得にも力を入れており、オフィス系からアート系まで幅広い資格の取得を目指しています。

― 具体的な卒業後の進路を教えてください。

渡邊　この春には第2期の卒業生を輩出します。就職先はeスポーツの会社が中心ですが、変わったところでは地元のカーディーラーに就職した学生もいます。「クルマ離れが進む若者に、eスポーツを使ってクルマの良さを普及させてほしい」という理由からです。またeスポーツによる地域貢献に力を入れている喜多方市の「地域おこし協力隊※」に 、地域を盛り上げることを期待されて内定が決まった学生もいます。さらには、茨城県に新しくできるeスポーツの通信制高校のインストラクターとして就職する学生もいます。
※「地域おこし協力隊」…総務省による取り組み。隊員が、一定期間地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・ＰＲ等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る。

― 今後は、eスポーツを通してどのような活動をしていきたいですか？

渡邊　高齢者向けイベントは継続していく予定ですが、高齢者とお孫さんの繋がりを意図したイベントも企画中です。eスポーツで会話を増やし、仲を深めるお手伝いができればいいですね。その他にはオンラインを活用した学生の全国大会を開催したいと考えています。大会を通して交流の輪が広がるきっかけになれば嬉しいです。
これからどんどん、eスポーツがビジネスや暮らしに欠かせないコンテンツになっていくと思っています。それらを加速させるためにも、引き続き地域貢献を軸にした活動には力を入れていきたいですね。

国際アート＆デザイン大学校

国際アート＆デザイン大学校はデザイン、エンターテイメント、ペット産業における知識・技術の習得を基に、実社会に活躍できる人材育成を目標としています。具体的には右記の通りです。1. 専門分野における創造力と実践能力の育成　2. 豊かな人間性と礼節を重んじる社会人の育成　3. 建設的な強い意志を持ち行動力にとんだ人間の育成

〒963‑8811 福島県郡山市方八町2‑4‑1
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