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【国際自然環境アウトドア専門学校】新たな概念「自然関係資本」を含む独自の教育モデル「6つの資本フレームワーク」を開発。教育現場からネイチャーポジティブ社会へ。

2025.04.15 Tue

~自然との関係性を明確に組み込んだ、新たな教育モデルを提案~

自然と人の関係性を探求する、学校法人国際総合学園 国際自然環境アウトドア専門学校(所在地:新潟県妙高市、以下「i-nac」)は、自然との関係性(自然関係資本)を新たな「思考のレンズ」として組み込んだ独自の教育モデル「6つの資本フレームワーク」を開発しました。このフレームワークは、人的資本、心理的資本、社会関係資本、構造的資本、自然関係資本、自然資本の6つの視点から、学生の学びと成長を多角的に支援します。

■「6つの資本」フレームワークの概要
i-nacが開発した「6つの資本フレームワーク」は、以下の要素で構成されています。

*詳細はコチラ
「6つの資本」という“学びの見取り図” https://note.com/inac_nsg/n/n07ca41b98362

新潟県妙高市のi-nac国際自然環境アウトドア専門学校が、自然関係資本を組み込んで開発した独自の教育モデル「6つの資本フレームワーク」の構成要素の表

1. 人的資本(Human Capital)
 専門的な知識や技術、資格など、個人の「できること」を増やす。

2. 心理的資本(Psychological Capital)
 自信や前向きさ、レジリエンス、希望など、学びや挑戦に向かう「心のエネルギー」を育む。

3. 社会関係資本(Social Capital)
 仲間や地域との信頼関係を築き、「つながり」や「信頼」を増やす。

4. 構造的資本(Structural Capital)
 道具や制度、ルールなど、環境をより良くするための工夫や働きかけを行う。

5. 自然関係資本(Nature Relational Capital)
 自然との関係から「世界」と「人間」の見方・視点を広げる。

6. 自然資本(Natural Capital)
 自然環境そのものの豊かさを保全するだけでなく、ポジティブにする(育てる)視点を持つ。

このフレームワークは、縦軸に関係するレイヤー(自然・個人・組織)、横軸に資本の性質(ハード=仕組み/ソフト=関係性)を設定し、ネイチャーポジティブ時代における学びの見取り図を提供します。

新潟県妙高市のi-nac国際自然環境アウトドア専門学校が、自然関係資本を組み込んで開発した独自の教育モデル「6つの資本フレームワーク」に設定されたハード面とソフト面の表

■教育現場での実践と活用​
i-nacでは、この「6つの資本フレームワーク」を2025年4月14日からの教育カリキュラムに組み込み、学生が自らの学びと成長を振り返るツールとして活用していきます。例えば、フィールドワークやプロジェクトベースの「経験学習」をより良い「学び」につなげていくために、学生は「6つの資本フレームワーク」の視点を通して、自分の学びを言語化・可視化します。

*活用に関する参考情報「学び」の4つの資本モデルとは?~個人と組織、ハードとソフトの4象限~
https://note.com/hige_moja_moja/n/nabb816adcc94

自然関係資本とは何か? ー人と自然をつなぐ新たな価値の創造ー
https://note.com/hige_moja_moja/n/n38d6b33e7436

■今後の展望​
i-nacは、自然との関係性を重視した教育を通じて、持続可能な社会の実現に貢献する人材の育成を目指しています。​今後は、このフレームワークを他の教育機関や企業研修などにも展開し、広く社会に貢献していく予定です。

【学校公式noteはコチラ】
https://note.com/inac_nsg

【国際自然環境アウトドア専門学校はコチラ】
https://www.i-nac.ac.jp/

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