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IT機器活用で、より安心・安全な介護サービスを展開。介護される側もする側もさらに快適に!

2020.02.28 Fri

一人ひとりのさまざまなデータ集約を推進
入居者の健康改善にも一役!

同施設では、眠りSCANのデータに加えて、食事の量や時間、体温、血圧、排尿・排便回数など、さまざまな記録もパソコンやタブレットで記録し、共有しています。
職員は交代制で勤務するため、日々、引継ぎが必要ですが、「このタブレットがあれば、毎日時間をかけて書面に手書きする手間も省けますし、一覧性にも優れていて見やすいので、とても助かっています」とフロアリーダーの田野さん。「過去データも記録されているので、変化を追うこともできますし、入居者様お一人お一人の体調管理に役立っていると思います」。
田野さんも、介護職に就いて10年以上のベテランです。「以前に比べれば、介護関係の機器も進化しており、2年前の開所時にここに着任して以来、いろいろな面で快適さの工夫を感じています。入浴のための機器もさまざまあるのですが、当施設のものは、介護・介助する側の負担が減るだけでなく、介護される側の方もラクに快適に入浴できるシステムとなっています。やはり、入居者様の安心・安全・快適が一番ですから、喜んでいただけると嬉しくなります」。
ただ、パソコン関連の業務には、最初、少し抵抗感を持つ人も少なくないようです。
「あまりパソコン入力に縁がない仕事をしてきたので、最初は少し戸惑いもあり、手で書く方が早いと思ったこともありましたが、今は慣れました(笑)。入居者様により元気に楽しく過ごしていただくために、新しいこともどんどん覚えていきたいです」と田野さん。

「何よりも安全・安心を第一に心掛けています」という田野さん(写真左)と金子さん(写真右)。入居者様や職員同士、常に明るい笑顔で接しているのが印象的でした。
ベッドマットの下に装着された眠りSCANからはさまざまなデータが送られてきて、自動的に記録されていきます。加えて、体温や体重、食事の量や排尿や排便などのデータを入力していけば、入所者一人ひとりの健康管理にも役立てられます。

現在、 100人の入居者様に対応している燕愛宕の園。「最新の設備が整っていると思いますが、開所3年目を迎え、IT機器などの利便性をさらに生かして、関わる人すべてが笑顔で過ごしていけるような施設にしていきたいですね」と、荻原和幹施設長。今後、眠りSCANシステムを増設したり、記録システムを推進したりしていきたいと考えているそうです。

「IT機器、IoT機器は、人の代わりになったり、データ整理などでは人より優れた能力を発揮したりしてくれますが、入居者様が笑顔で毎日を過ごせるように配慮できるのはやはり人。職員の心身の負担軽減が入居者様を含む関係者の豊かな毎日につながっていけば良いですね」と、新しい技術にも全員、前向きに取り組んでいます。

 

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特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、ショートステイ、デイサービスセンター、グループホーム、小規模多機能ホーム、ケアハウス、ヘルパーステーション、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、障がい者支援施設、障がい者就労支援、障がい者就業支援センター、障がい者グループホーム、障がい者通所支援、相談支援事業、保育園・こども園、乳児院などの施設やサービスを展開。利用者一人ひとりのかけがえのない笑顔と思いを大切に、安心した生活が送れるよう支援を行い、家族・地域の方々からの信頼される社会福祉法人を目指す。

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