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Jリーグクラブ56チーム中51チームで卒業生が活躍中。サッカー業界への驚異のパイプの太さに迫る!
新潟県聖籠町にある、日本で唯一のサッカー総合専修学校「JAPANサッカーカレッジ」。2002年、日韓サッカーワールドカップの年に新潟県聖籠町の亀代中学校の廃校跡地を利用して開校されました。
開校当初はプロサッカー選手を目指すサッカー専攻科、女子サッカー専攻科、トレーナーを目指すトレーナー専攻科の3学科でスタートしました。3年後にはNSGグループの開志学園高校(単位制通信制課程)と連携した高等課程が発足し、現在は、Jリーグクラブなどのフロントを目指すサッカービジネス科、ホペイロやマネージャーを目指すマネージャー・トレーナー科、日本サッカー協会の公認コーチC級ライセンスを取得したり、日本サッカー協会2級審判員養成校となっているコーチ・審判専攻科、そして、日本サッカー協会の公認指導者B級ライセンス取得を目指すサッカーコーチ研究科が設置されています。高等課程を加え、これら7つの学科からサッカーを総合的に学べる専修学校です。
2020年10月現在、卒業生がJリーグクラブ、なでしこリーグ、JFLのクラブ等に197名在籍しています。なぜJAPANサッカーカレッジからJリーグクラブに卒業生を毎年輩出することができるのか?中村校長にお話を聞きました。
ますます高まるサッカー業界で活躍する人材ニーズ
現在Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)は日本国内の39都道府県に本拠地を置く56クラブ(J1は18クラブ、J2は22クラブ、J3は16クラブ)から成り、その下のアマチュア組織JFLに18クラブがあります。(※2020年10月現在)2014年にJ3が新設され、チームの増加に伴い、選手はもちろんフロントスタッフをはじめ、サッカーに関わる人材ニーズは広がっています。さらに、2021年より.WEリーグ(女子のプロリーグ)が立ち上がる予定ですが、クラブを設立して3年以内に職員の半数が女性でなければならないというリーグ規定が設けられ、女性の活躍の場としても期待されています。海外に目を向けると近年では東南アジア、中国、アメリカなどのリーグが急速に盛り上がりを見せています。