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Jリーグクラブ56チーム中51チームで卒業生が活躍中。サッカー業界への驚異のパイプの太さに迫る!
アルビレックス新潟との連携による教育で、即戦力として活躍できる人材を育成。
日本のJリーグクラブでは、即戦力が求められます。サッカー業界で働きたい!と思っても、その求人票はあまり目にする機会がないというのが実際です。大学生がJリーグ56クラブ全てに求人がないかと電話をかけたけれども、採用試験を受けることすらできなかったという話をよく聞きます。その点、JAPANサッカーカレッジでは、実習を通して勉強していきますので卒業生のスキルが業界のニーズにマッチしている状況を作れているのです。サッカー業界の、即戦力が求められている現状をふまえ、JAPANサッカーカレッジでは2~4年間のカリキュラムをもって、即戦力になるべく経験値を高めていきます。
教育システムとして、Jリーグとサッカー協会からの最新情報をもとにした最先端のカリキュラムで学べる環境を作っています。アルビレックス新潟の各部署のスタッフによる「クラブ経営実践論」では運営・営業・広報など各部署のスタッフが毎週入れ替わりで講義をします。Jリーグクラブで働くやりがいや今後の構想など、ここでしか聞けない内容が盛りだくさんあり、業界のリアルタイムな情報を学ぶことができます。公式戦運営実習のフィードバックも行われ、どんな人材が必要とされるのか、プロクラブスタッフから直接指導を受けます。またアルビレックス新潟との連携により実際のプロチームの現場で経験を積むことができます。例を挙げますと、プレイヤーはトップチームとのトレーニングマッチ、トレーナーはアルビレックス新潟U-18 のトレーナーとして帯同、コーチングを学ぶ学生は トップチームで実習をさせてもらい、プロの現場そのものを経験することができます。こういった現場実習ができるのもJAPANサッカーカレッジはアルビレックス新潟の下部組織に位置付けられていることの強みです。
2019年クラブ経営実践論の授業風景
VARが学べる世界で唯一の学校
2020年にJリーグに導入予定でしたが、新型コロナの影響で1試合実施した後、見送りになったVAR(ビデオアシスタントレフリー)もJAPANサッカーカレッジは2019年にメーカーから機器を導入して、教育機関として、世界で唯一VARのROが学べる学校になりました。(※2020年10月現在)VARのを活用した授業ではビデオアシスタントレフェリーとして、「得点かどうか」「PKかどうか」「退場かどうか」「警告退場の人間違い」等のフィールドで確認できなかった重大な事象における主審の判定をサポートします。2020年春にはVARのROとして、1名就職することができました。
また、実際にJリーグの試合を担当しているJFA公認1級審判員が常駐し、全国でも数少ないJFAの2級審判員養成校の認定を受けています。レフェリーに特化したカリキュラムの下、通常よりも早く2級審判員資格取得にチャレンジすることができます。さらに、特別授業としてJFA1級審判インストラクターによる講義と実践を定期的に実施。審判員として試合に臨む姿勢、プレーの見方、状況に応じたポジショニング、選手とのコミュニケーションなど、トップレベルのレフェリングを学びます。近年では在学中に女子1級審判員を輩出しています。
写真:VARの授業の様子