- ニュース&トピックス
【国際こども・福祉カレッジ】保育・福祉×マジックでコミュニケーション力向上!世界的マジシャンによるマジック教室実施
国際こども・福祉カレッジは、保育士・社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の養成施設であり、学校行事のひとつ「わむフェス」にて、世界的マジシャンの峰龍&Riricoさんを招いてマジック教室を実施しました。
現代の学生や大人の中には、コミュニケーションを取ることに苦手意識を感じたり、どう接して良いかわからないと感じる人が多くいます。また、初対面の人との間には少なからず壁を作ってしまうことが一般的です。そんな中、マジック(手品)は最強のコミュニケーションツールとして、人々を驚かせ、楽しませ、笑顔にし、心の距離を縮める力を持っています。今回の教室では、コミュニケーション力向上のため、誰でもできる「マジックカード」という手品が紹介されました。
「マジックカード」とは、相手に1~15までの好きな数字を思い浮かべてもらい、4枚のカードに書かれている数字を見て、あるかないかを答えてもらうだけで、相手の思い浮かべた数字を当てるというマジックを教わりました。
教えてもらったあとは、学生たちは2人1組に分かれ、互いにマジックを披露し合いました。マジックが成功すると、「すごい!」「初めてマジックができた!」「喜んでもらえると嬉しい!」といった声が多く上がり、学生同士が自然にコミュニケーションを取る姿が見られました。
また、峰龍さんは「マジックカード」は保育園や幼稚園、ご家庭で実施することで、こどもたちが数字に興味をもってもらうきっかけとなり、小学校以降の算数教育にも繋がる可能性があると話していました。
最後には、学生たちだけのために特別なマジックショーが披露され、大歓声とともに盛り上がりの中で幕を閉じました。短い時間で、学生や教員との心の距離が一瞬にして縮まる瞬間を体験し、マジックが「最強のコミュニケーションツール」であることを実感しました。
教員の外山雄太さんは「コミュニケーションの取り方は多種多様であり、コミュニケーションを取ることが苦手な人でも、マジック(手品)というツールを用いることでその現象に驚いてもらったり楽しんでもらったりするだけで、
簡単にコミュニケーション(心の壁を壊せる)を取ることでき、相手に喜んでもらえることでこちらも嬉しくなり、そこから更に人と関わることが好きになっていける。」と話しました。
参加した学生は「マジックの面白さやワクワク感、相手との心の距離の詰め方などを学べました。マジックをたくさん習得すれば、実習や保育園・幼稚園で働いたときに、こどもの興味・関心を引きだせると思いました。今後は峰龍さんのように話し方やマジックが演じられるように練習していきたい」と感想を述べました。
国際こども・福祉カレッジでは、今後も保育・福祉・介護に対する関心を高める活動を行っていきます。
<ワークショップ概要>
●日時:2024年10月13日(日)
●会場:NST新潟総合テレビ
●協力:国際こども・福祉カレッジ校友会
●内容:保育、福祉分野で使えるマジック体験・ワークショップ
●講師:峰龍&Ririco
峰龍さんプロフィール
中学3年生の頃にマジックを始め、高校生の時にマジックの世界大会に出場し、日本人最年少で優勝。
大学ではミュージカルを専攻し、ダンスや歌、演劇などを学ぶ。卒業後はプロマジシャンデビューをし年間600以上のステージ立つ。
そして中学生の時にマジックを始めるきっかけになった世界的マジシャン、【セロ】のワールドツアーメンバーに抜擢される。
現在はツアーメンバーの育成やリーダーを務めながら、東京を拠点に全国で様々なイベントに出演する、日本を代表するイリュージョニスト。
Riricoさんプロフィール
幼少期からクラシックバレエ、ジャズダンスを学び、数々の舞台に立つ。
大阪芸術大学舞台芸術学科を卒業後、某テーマパークダンサーとして活動する。その最中にマジックとイリュージョンと出会い、もっと自身の表現の幅を広げるためにイリュージョニストに転身。目の前30cmで繰り広げられるテーブルマジックから、大人数に対して行うステージやイリュージョン等、ダイナミックで迫力のあるショーを行う。
イリュージョンでは自身もダンサーとして踊る事ができる業界内トップクラスのマジシャンである。
当校は、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、保育士の養成施設として位置付けられており、福祉分野で活躍する人材の育成に取り組んでいます。今後もさまざまな観点から体験的な教育実践を通して、より一層教育効果の向上を目指していきます。
学校法人国際総合学園 国際こども・福祉カレッジ
学校長:羽田春喜
所在地:新潟県新潟市中央区花園1-1-12