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国際こども・福祉カレッジ【姉妹校コラボ授業】「動物×こども」で保育における生き物飼育のあり方を学ぶ

2024.10.18 Fri
国際こども・福祉カレッジと国際ペットワールド専門学校の共同授業の様子

国際こども・福祉カレッジの学生を対象に「動物×こどもで保育における生き物飼育のあり方を学ぶ」と題したコラボ授業を9月18日に姉妹校の国際ペットワールド専門学校と共同で実施しました。

現代の保育現場では、子どもたちの情緒的な成長や社会性を育むための様々な取り組みが行われています。その中で、「動物×こども」をテーマにした生き物飼育の重要性が再評価されています。動物と子どもが触れ合うことで、子どもたちは単なる遊びの枠を超え、命の大切さや責任感を学ぶ貴重な体験を積むことができます。

国際ペットワールド専門学校の「動物介在教育」

国際こども・福祉カレッジは、こどもの豊かな感性を育むことができる保育者養成を目指しており、国際ペットワールド専門学校は「動物介在教育」を通じてこどもたちへの情操教育を行うことを目指しています。両校の思いが一致し、昨年度に引き続き第2回目のコラボ授業が実現しました。

今回のコラボ授業では、動物の福祉に焦点を当て、施設内での飼育に関する学習が行われました。まずは座学から始まり、保育現場や小学校で一般的に飼育されるうさぎ、モルモット、メダカ、犬などの生き物について、飼育環境の構築方法や観察の仕方、触れ合いの方法などを学びました。

当校教員でこどもの指導法「環境」担当の髙橋里佳さんは「動物を通じた保育活動は、環境教育の一環としても非常に効果的です。学生たちがこの経験を保育の現場でどのように生かすかを今後の授業を通して共に考えていきたい」と専門家からの学びの重要性を感じていました。

参加した学生は「生き物の飼育方法を学んだことで、責任感を持つことの大切さを学びました。この経験を通じて、子どもたちにも同じように『継続すること』や『責任を持つこと』の大切さを伝えられるようになりたいです。」と実践型の授業だからこそ学べた内容を振り返っていました。

このコラボ授業を通じて、こどもたちの保育における正しい生き物飼育への理解が深まり、動物との共生の促進につながると考えます。

国際こども・福祉カレッジの学生が国際ペットワールド専門学校でのコラボ授業を受ける様子

学校法人国際総合学園 国際こども・福祉カレッジ

学校長:羽田春喜

所在地:新潟県新潟市中央区花園1-1-12 

URL:https://www.wm-c.ac.jp/

NSGカレッジリーグは、29校の専門学校から成る組織であり、グループのスケールメリットを最大限に活かして学校間を超えた教育を実践しています。この取り組みは、多様な知識や技術を身につけた人材の育成に力を注ぐために行っています。

当校は、保育士、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士の養成施設として位置付けられており、福祉分野で活躍する人材の育成に取り組んでいます。今後もさまざまな観点から体験的な教育実践を通して、より一層教育効果の向上を目指していきます。

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