- ニュース&トピックス
国際こども・福祉カレッジ【グループ企業コラボ授業】こどもたちとの芋掘り体験で深める保育の実践力!
NSGグループの国際こども・福祉カレッジの学生は10月9日と10日の2日間、NSGグループ企業である株式会社ベジ・アビオの圃場で、藤見幼稚園のこどもたちと一緒に芋掘り体験をおこないました。この特別授業では、自然とのふれあいを深めることを目的とし、学生とこどもたちが一緒に楽しく学びました。
芋掘り体験は単なる農作業ではなく、保育において多くの教育的価値を含んでいます。自然の中で土に触れ、植物がどのように成長しているかを体感することで、こどもたちは「食」や「自然」への興味を深めます。また、身体を使って土を掘り、収穫するプロセスは、達成感や努力の大切さを学ぶ機会となります。
学生にとっても、この体験は大きな学びの場となりました。こどもたちが自然環境でどのように行動するかを観察しながら、保育者としての関わりを実践的に学び、学生たちは、こどもの興味を引き出す声かけや、一緒に楽しむ姿勢を大切にし、保育士としての役割を体験することができました。
この特別授業に参加した学生は「子どもたちが土を掘って芋を見つけた瞬間の喜びを一緒に分かち合うことができました。自然体験は保育の中で大切な要素だと感じました」と、振り返ります。芋掘り体験を通じたやりとりから、子どもたちの成長を支える保育士としての実践力を養うことができました。
当校教員でこどもの指導法「環境」担当の髙橋里佳さんは「保育士に求められるスキルは、ただ知識を教えるだけではなく、子どもたちの興味や関心をどう引き出し、適切にサポートするかという実践力が問われます。この芋掘り体験は、そういった実践の場としても大いに役立ちますし、学生たちが実際の保育の中で自然体験をどう活用できるかを考える良い機会となりました。」と実践型授業の学びの重要性を感じていました。
学生たちは、この特別授業を通じて、自然保育の大切さを実感し、今後の保育現場における実践に役立てることを目指しています。子どもたちと自然が共に育つ環境を整えるため、自然体験を活用した保育をさらに学んでいく予定です。
学校法人国際総合学園 国際こども・福祉カレッジ
学校長:羽田春喜
所在地:新潟県新潟市中央区花園1-1-12
NSGカレッジリーグは、29校の専門学校から成る組織であり、グループのスケールメリットを最大限に活かして学校間を超えた教育を実践しています。この取り組みは、多様な知識や技術を身につけた人材の育成に力を注ぐために行っています。
当校は、保育士、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士の養成施設として位置付けられており、福祉分野で活躍する人材の育成に取り組んでいます。今後もさまざまな観点から体験的な教育実践を通して、より一層教育効果の向上を目指していきます。