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【国際こども・福祉カレッジ】最先端の介護を学ぶ!VR(バーチャルリアリティー)を使って認知症の利用者目線を体験

2024.10.30 Wed
VR(バーチャルリアリティー)を使った認知症利用者の目線を体験する国際こども・福祉カレッジの授業風景

NSGグループの国際こども・福祉カレッジ介護福祉学科は、高齢者介護を2年間学び、国家資格の「介護福祉士」の取得を目指す学科です。

独自科目の「プラス講座」では、外部から様々な分野のスペシャリストを講師に招き、講義しています。

 

今回、千葉県に本社を構え、サービス付き高齢者向け住宅を関東に展開している、「株式会社シルバーウッド」様によるVR認知症体験を実施。講師は実際の施設(千葉)で働いている職員の方にオンラインで講義いただきました。

認知症高齢者の立場になって介護をすることは、頭でわかっていても、なかなか本質的な理解は難しく、特に認知症と聞くと何もわからないのではないか、怖いものなのでは?といった誤解を招くことも多いです。

VR(バーチャルリアリティー)を使って学ぶ国際こども・福祉カレッジの授業の様子

体験では学生たちがVR機材を装着し、認知症利用者の視点による3つの体験をします。その体験ごとにグループワークを行い、「本人の視点に立った時、何を感じ、何を思ったか」、「どうしたら安心してもらえるか」などを話し合い、どのように関わるとより良い支援につながるのかを学びます。

さらに認知症当事者のインタビューなどもあり、本人を取り巻く状況の理解や、コミュニケーションの重要性なども学びました。

体験した学生からは「実際に経験をすることで気づくことが多くあると感じました。恐怖心や、見当識など本当に不安にするものが見えているということが分かり、声がけや対応方法、利用者に寄りそった行動を取ることを求められていると実感しました」「自分だったらこんな風に声をかけてもらいたいとかこんな介護を受けたいと考えることが出来ました」と感想を述べていました。

 

国際こども・福祉カレッジは、今後も企業との連携を通じて、福祉・介護に対する関心を高める授業を行っていきます。

認知症利用者の目線を体験する国際こども・福祉カレッジの授業の様子

<概要>

●日時:2024年10月17日(木)

●会場:国際こども・福祉カレッジ 古町キャンパス

●内容: VR(バーチャルリアリティー)を使って認知症の利用者目線を体験

当校は、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、保育士の養成施設として位置付けられており、福祉分野で活躍する人材の育成に取り組んでいます。今後もさまざまな観点から体験的な教育実践を通して、より一層教育効果の向上を目指していきます。

学校法人国際総合学園 国際こども・福祉カレッジ

学校長:羽田春喜

所在地:新潟県新潟市中央区花園1-1-12                     

URL:https://www.wm-c.ac.jp/ 

 

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