本学では「優れたQOLサポーターの育成」を基本理念とし、対象者のQOL向上に向けた支援を考え、実践することのできる人材を育成するために、様々な取り組みを行っています。本学の学びを通じて、「看護」「医療」「リハビリ」「栄養」「スポーツ」「福祉」など幅広いフィールドで一人ひとりの「良く生きる」を支えるスペシャリストを育成します。
保健・医療・福祉・スポーツの現場では、様々な専門職が一つのチームを形成し、連携・協働しながら治療やケアを行います。本学では、「ワンキャンパスの医療系総合大学」という環境を活かし、多職種間連携に必要な知識・技術を全学科共通で学ぶコアカリキュラムを設定していることに加え、学科の枠を超えて学ぶ独自のカリキュラム「連携教育科目」を配置することで、チーム医療・ケアを実践的に学びます。
本学では、全国でも数少ない「保健・医療・福祉・スポーツの総合大学」という強みを最大限に活かした教育・研究活動として、スポーツと医療を融合した研究やパラスポーツ活動、トプアスリートの育成などに力を入れています。2023年1月に文部科学省が発表した「2022年度 科学研究費採択件数」において、「スポーツ科学、体育、健康科学、およびその関連分野(リハビリテーション科学を含む)」では、全国第4位となりました。
充実した学習環境ときめ細かい指導により、様々な国家試験で全国平均を上回る合格実績を実現し、開学以来、9,915人の国家試験合格者を輩出しています。また、就職センターによる就職指導プログラムのもと、全学を挙げた組織的な就職支援体制を構築しています。これにより、2023年3月卒業生は就職率99.2%を達成。さらに、求人数は25,542人(学生1人あたり約24人)となり、学生本人の希望に沿った就職の実現に向け、徹底したサポートを行っています。