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岩盤浴やアロママッサージなど付加価値の高い 半日入浴型デイサービスを開始。 利用者の心も体も健康に。
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- 福祉・介護
東京都板橋区を中心に、地域に根ざした介護事業を展開する(株)ベスト・ケアーでは、半日型デイサービス施設「Bestスパ小茂根」をオープンしました。デイサービスではあまり見ないサービスや雰囲気が評判を呼び、一般的なデイサービスの雰囲気が好きではなかった高齢者なども通所。スパに行く感覚で身体機能を維持・改善し在宅生活の継続をサポートする施設として地域から注目されています。
どのようなコンセプトの施設なのか、具体的なサービス内容や利用者・家族の声、今後の施設運営の抱負などを、(株)ベスト・ケアー 通所介護事業部 運営課長 デイサービスこころ センター長 池谷貴幸さん、Bestスパ小茂根 センター長 竹島孝明さんに伺いました。
地域のニーズに合わせて、今までにないデイサービスを実施。
― Bestスパ小茂根を開設されて1年半ほど経ちますが、利用者様の反応を教えていただけますか。
池谷 従来の1日型のデイサービスに通う意欲が湧かない方でも、「半日型だと滞在時間が短くて通いやすい」、「趣味やお出かけのような気持ちになれる」といった好印象を持たれ、積極的に通所いただいています。本人もそうですが、送り出す家族からも喜ばれていますね。
― 具体的にはどのような点が喜ばれていますか?
竹島 「デイサービスというより、まるでスパに通っている感じで楽しい」という声をよく耳にします。室内のインテリアはバリ風のオシャレな雰囲気ですし、岩盤浴や整体、アロママッサージといった付加価値の高いサービスを実施している点も、“趣味としてスパに通っている感覚”になるのではないでしょうか。
池谷 またこの施設の周辺にはまだ介護を必要とせずに一人で暮らしている方が多く、1日型のデイサービスだと拘束時間が長くてお買い物や趣味、散歩の時間が取れない。その点、半日型であれば時間が有効活用できると感じている方が多く、当施設は地域のニーズに合っているのかなと思いますね。
左:(株)ベスト・ケアー 通所介護事業部 運営課長 デイサービスこころ センター長 池谷貴幸さん、右:Bestスパ小茂根 センター長 竹島孝明さん
“自分の親を通わせたい”そんな施設を目指して日々改善中。
― そもそもどのようなコンセプトで、この施設を開設したのですか?
池谷 この施設を発案した当社取締役の坂本は、“自分の親を通わせたいデイサービス”を目指したと申しておりました。そこから従来のデイサービス施設とは違うインテリアやサービス内容が生まれました。それが他施設との差別化につながっていると思います。また、こうした違いは職員募集にも好影響を与えています。介護業界の人材不足は深刻な課題ですが、当施設のコンセプトや雰囲気に興味を持っていただき、「ここで働いてみたい」というきっかけになっているようです。
竹島 運営面でのコンセプトは、「自立支援介護」と「オーラルフレイル予防」です。利用者様が1日でも長く、住み慣れた自宅で生活をする為のお手伝いをしていければ。そのためにも、長く、楽しく、通いたくなるような、地域に欠かせないデイサービスを目指しています。
― 開設されてから運営やサービスで改善したことはありますか?
池谷 半日という限られた時間の中で、いかにご利用者様に満足してもらうか。当社にとっても前例がない施設ですので、職員間でさまざまな議論を行ってきました。そしてサービスの流れやスタッフの配置を改善。さらにより良い施設にするために、日々課題がないかチェックしています。
竹島 具体的な改善点としては、入浴前に血行促進や疲労回復のために岩盤浴をしてもらっていますが、そこから入浴への誘導のタイミングを検討しました。無駄なく効率良く時間内に希望するサービスを受けてもらいたいですからね。
デイサービスが苦手だった方が、継続した利用で心身共に元気に。
― 特にこだわっているサービスはありますか。
池谷 施設開設時から他施設では取り組みが少ない“付加価値の高いサービス”にこだわってきました。例えば、先ほどから話に出ている岩盤浴やアロママッサージ。利用希望も多く当施設の代名詞の一つです。岩盤浴は入浴前にご利用いただき、血行促進や疲労回復効果が見られます。アロマオイルを使った手足のマッサージを行います。認知症の予防にも効果があると言われています。これからも、より満足度の高いサービスをご提供できればと思っています。
竹島 これらのサービスとは別に希望性でネイルや散髪、テイクアウトのお弁当がございます。通うのが楽しみだと思ってもらうために知恵を絞っています。その他にも、利用者様の声から導入した最新のマッサージ機やコーヒーミルもございます。日々施設を利用していただく中でより過ごしやすい環境を整えることが大事だなと感じます。ご利用者様の笑顔を見ると、また頑張って考えなければという気持ちになりますね。
― さまざまなサービスを提供することでご利用者様からどんな声があがっていますか?
竹島 当施設では、一般的なデイサービスに不慣れな方々が、施設の雰囲気や提供されるサービス、スタッフの対応を気に入っていただき、継続利用されています。特に整体やマッサージを利用された方からは、肩の可動域が広がったり、足のむくみが減少して歩行が楽になったという喜びの声がよく寄せられています。
利用者様に寄り添ったサービスで、地域社会の健康促進に貢献。
― 介護の仕事をしていく上で、どんなことを一番大切にしていますか?
竹島 常にご利用者様の立場になって考え、行動する。そして満足していただき、来てよかった、また来たいと思ってもらえるような施設作りを心がけています。そのためにもご利用者様に寄り添い、常に笑顔で在宅生活を支えるプロとして、社員一人ひとりがさらなる成長を目指しています。
― 企業としての今後の抱負を聞かせてください。
池谷 株式会社なのでサービスを継続していくためには利益をあげることが必要ですが、介護・福祉に携わる企業として、社会貢献が大きなテーマです。身体機能の維持・改善に取り組んで効果を上げ、ご利用者様の在宅生活の継続をサポートする。それが半日型デイサービス施設の存在価値だと考えています。
株式会社ベスト・ケアー
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-25-22
TEL:03-3554-8127 / FAX:03-3956-2258
http://www.bestcare-kaigo.jp
東京都板橋区を中心に、練馬区、豊島区、北区などをサービス提供エリアに、地域に根ざした介護事業者として歩んできました。介護を必要とする方が住み慣れた環境で心豊かな生活を送ることができるよう、居宅介護支援、訪問介護、福祉用具貸与・販売・介護用住宅改修、障がい者支援等のサービスを提供。笑顔で介護等の仕事を続ける事は決して簡単ではありません。しかしベスト・ケアーは人と人の繋がりを大切にして、笑顔をモットーに日々の業務に務めています。
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