アルビチアダンスのメソッドを活かし、 幅広い世代が楽しめる新しいダンスレッスンを提供。

2025.01.16 Thu

プロフェッショナルチアリーダーズチーム「アルビレックスチアリーダーズ」を運営する株式会社アイ・シー・オースポーツマーケティングは、ダンスとエンターテイメントを融合したパフォーマンスアカデミー「Swan dance academy(スワンダンスアカデミー)」が設立され1年が経過しました。

「Swan dance academy」の講師であり、アルビレックスチアリーダーズの在籍経験がある古俣 佳苗さんと、現役オフィシャルメンバーでもある池 麻里さんに、スクールの設立経緯や活動内容、指導方針などについてお話を伺いました。

左:古俣 佳苗さん、右:池 麻里さん

 

アルビレックスの試合や地域イベントなど、発表の機会が豊富なことが特徴。

— 「Swan dance academy」は2024年1月に設立されたとのことですが、その経緯を教えてください。

古俣 アルビレックスチアリーダーズは、アルビレックス新潟や新潟アルビレックスBB、オイシックス新潟アルビレックスBCのオフィシャルプロチアリーダーズです。その活動のひとつに、アルビレックスチアリーダーズスクールという、子どもたちを対象としたスクールがあります。そのスクールで培ったメソッドを継承しつつ、より幅広いジャンルのダンスを、幅広い年代の方々に提供したいという想いから、「Swan Dance Academy」を設立しました。お子さま向けにはヒップホップ、K-POP、ジャズの3つのダンスコースを、大人向けにはウェルネスコースを用意しています。

 

— どんな年代の方が受講しているのでしょうか。

 お子さま向けのダンスコースでは、小・中学生が中心です。一方、ウェルネスコースではヨガやエクササイズを行っており、30~40代の方が多く通っています。ダンスコースは月曜と金曜の夜、ウェルネスコースは火曜の夜に開講しています。

 

— レッスンを行う上で大切にしていることを教えてください。

 3つの理念を大切にしています。1つ目は自己表現やコミュニケーション能力の向上、2つ目は協調性やチームワークの習得、そして3つ目がダンススキルとパフォーマンス力の向上です。これらはチアダンスとも共通する部分が多いですね。

 

— チアのスクールの子どもたちと一緒にイベントに参加されているようですね。

古俣 はい。ダンスコースの子どもたちはチアのスクール生と合同で、各アルビレックスの試合や新潟まつりなど、県内各地のイベントでパフォーマンスを披露しています。発表の場が多いのはスクールの強みで、子どもたちもモチベーションが高まっている様子です。

 

— イベントに出演した受講生の反応は?

 「楽しかった」という声が圧倒的に多いです。出演の機会が多いからこそ、経験を積むことができ、成長を実感できるのだと思います。ただ、「失敗しちゃった」という時もありますが、その際には「次につなげられる良い機会だよ」と前向きな言葉をかけています。

 

ダンスを通して自主性が芽生え、人として成長できる。

— 講師として大切にしていることは?

 基礎を大切にしています。長年のダンス経験から、基礎をしっかり学ばないと思うようには踊れない、と実感しています。それで、ダンスはつまらないなと思って続かなかったらもったいないですからね。また、楽しいレッスンになるよう、普段からコミュニケーションをいっぱい取り、親しみやすいインストラクターを目指しています。振り付けと選曲にも結構こだわっているので、「またレッスンに通って踊ってみたい」と思ってもらいたいですね。

 

— ダンスを通じて伝えたいことは?

 プロを目指している子には、辛い練習の経験が人生にプラスになることを伝えたいです。また、趣味で続けている子には、「このレッスンに通いたいから1週間、学校を頑張ろう」と思ってもらえたらうれしいですね。

 

—ダンスは子どもたちにどんな影響が?

古俣 大勢の人の前でダンスを披露して、お客さんに喜んでもらったり拍手をしてもらったりすることで、自己肯定感が育めるのではないでしょうか。また、私たちの「上手!可愛い!!」というポジティブな声がけもその成長を後押しできているのではないかと感じます。

 

— 保護者の方からの反応は?

「自宅でも一生懸命練習していますよ」というお話をいただくことが多いです。レッスンを積み重ねることによって、自主性が育まれ、人として成長する姿を見られるのは、本当にうれしいことです。

 

古俣 通い始めた頃は、恥ずかしくてスタジオの隅でモジモジしていた子が、どんどん明るくなっていきます。ダンスにはすごいパワーがあると改めて思いますね。

 

チアリーダーのベースがあるので、保護者も安心して通える。

— 新しいジャンルでのスクールを運営するにあたって苦労したことは。

古俣 私たちはアルビレックスチアリーダーズの経験からダンスの基盤があるので、苦労はほとんどありませんでした。保護者の方からも「安心して通わせられる」と好評です。また、私たち講師もチアダンスだけではなく、ヒップホップやジャズダンス、バレエをはじめとした多種多様なダンスを個人個人が習ってきていたので、教えることにも戸惑うことはありませんでした。

 

— チアリーダーとスクールのコーチを兼務するのは大変ではないですか。

 以前から教えることに憧れがあったので、講師の話をいただいたときはうれしかったですね。それに、私はアルビチアの現役なので、だからこそ発信できることがあると思っています。SNSでは自身のアルビチアの活動と合わせて、Swan dance academyの情報も発信しています。なので、私が各アルビレックスの試合に出演したときに、「金髪の人、誰だろう?」とSNSで検索したとしたら、「この人、スクール講師をやっているんだ」と、そこからSwan dance academyを知るきっかけになってくれたらいいなと思っています。

池麻里さんのInstagram

 

— スクールを始めて、やりがいに感じることはありましたか。

古俣 私はチアリーダーズ時代に心も体も健康であることの大切さを実感し、それを多くの人に伝えたいと思ってヨガを学び、資格を取りました。それを活かして、ウェルネスコースでヨガを担当していますが、生徒さんから「体が楽になった」と言われ、スクールの立ち上げに参加できて本当に良かったと感じました。

 

— ヨガを教える際に大切にしていることは何でしょうか。

古俣 「人と比べない」「無理をしない」「楽しく続ける」ということです。笑顔で体を動かす習慣を身に着けて、生涯を通じて健康的な生活を送れるよう指導しています。

 

教室を盛り上げて、新潟県のダンス人口を増やしたい。

— 既存のクラスの他にも、新しく考えているものはありますか。

 作年の夏休みに特別ワークショップとしてバレエ講座を開催しました。バレエはすべてのダンスの基礎であり、体幹の強化にもつながるので、今後レギュラー化できたらいいなと思っています。

 

— ダンスのレッスンを通して、どのような子どもに成長してもらいたいですか。

古俣 ダンスで培った表現力や明るさは、将来どんな道に進んでも生きられる力になると信じています。

 

— 最後にこれからの抱負を聞かせてください。

 ダンスを始めるのは少し勇気が要るかもしれませんが、一歩を踏み出せば楽しさを実感できるはずです。また、フレンドリーな雰囲気のスクールなので楽しく通えます。これからもダンスを通じて新潟のダンス人口を増やし、地域の活性化に貢献していきたいですね。

 

Swan dance academy
アルビレックスチアリーダーズのメンバーやOGが講師を務める「ダンスとエンターテイメントを融合したパフォーマンスアカデミー」ダンススキルや自己表現、コミュニケーション能力を育成します。
おもに4歳以上のお子様に向けた”HIPHOP” ”K-POP” ”JAZZ”の3つのコースと、大人の皆さまの健康サポートを目的とした”ウェルネス”コースをご用意しています。
https://swan-dance.com/

アルビレックスチアリーダーズ
サッカー「アルビレックス新潟」、バスケットボール 「新潟アルビレックスBB」、野球「オイシックス新潟アルビレックスBC」のオフィシャルチアリーダーズとして各アルビレックスのプロモーションや新潟県内外でのイベント出演、こどもたちへチアダンスの普及や施設訪問でのボランティアなど、地域に根ざした活動で “新潟から全国へ”笑顔と元気を届けています。

〒950-0916 新潟市中央区米山2-7-4ITPケヤキビル3F
TEL:025-246-8857 FAX:025-249-0808
https://www.albirex-cheerleaders.com

 

 

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